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2010年03月09日 平成22年第2回定例会(第3号) 名簿
2010年03月09日 平成22年第2回定例会(第3号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2010-03-09
    2010年03月09日 平成22年第2回定例会(第3号) 本文


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    2010年03月09日:平成22年第2回定例会(第3号) 本文 (432発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (三日目)              開議 午前十時〇三分 ◯議長(浜永義機君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十六名で、地方自治法第百十三条の定足数に達していますので、議会は成立をいたしました。  これより三月二日をもって招集されました第二回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっています。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(浜永義機君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十二年三月九日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を  ┃ ┃      │                        │求める者 ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃二十七番  │一、老人祝金対策について            │市  長 ┃ ┃広岡利公君 │  是永市政になり後期基本計画の一環として、  │     ┃
    ┃      │ 敬老精神を発揮すべきだし、国も政権交代で   │     ┃ ┃      │ 子ども手当てに、高校授業料無償化、母子加   │     ┃ ┃      │ 算を復活し父子家庭にも児童扶養手当を支給   │     ┃ ┃      │ する。                    │     ┃ ┃      │  鳩山政権の生命を守る政策を考えた時に、   │     ┃ ┃      │ 宇佐市としては敬老祝金の大幅増額をすべき   │     ┃ ┃      │ と思う。古希・喜寿・米寿・白寿と段階的に   │     ┃ ┃      │ 奨励制度を早期創設し、実施したらどうか。   │     ┃ ┃      │ 宇佐市発展に長期で多大な貢献をされた高齢   │     ┃ ┃      │ 者の方々のために温情ある対策を。       │     ┃ ┃      │二、身障者対策について             │市長及び ┃ ┃      │ (1) 障がい者福祉協議会補助金二十二万五千円  │担当部課 ┃ ┃      │   となっているが、年間を通しての活動は困  │長    ┃ ┃      │   難と思わないか。             │     ┃ ┃      │ (2) 手話通訳者の設置はどうなっているか、他  │     ┃ ┃      │   市と比較して恥ずかしくないのか。     │     ┃ ┃      │ (3) 在宅重度障がい者住宅整備事業について、  │     ┃ ┃      │   市としての考えを聞きたい。        │     ┃ ┃      │三、農業対策について              │担当部課 ┃ ┃      │ (1) 農家戸別所得補償制度について、県、市と  │長    ┃ ┃      │   して明確に説明すべきだ。         │     ┃ ┃      │ (2) 国の方針と思うが、農業法人・農事組合に  │     ┃ ┃      │   は手厚い援助をしているが、認定農業者に  │     ┃ ┃      │   は冷酷な対応をしているようだが。     │     ┃ ┃      │    認定農業者協議会には二十六万円の補助  │     ┃ ┃      │   金だし、非常にお粗末で暗い感じだ。一例  │     ┃ ┃      │   を挙げれば、おおいた集落営農組織育成・  │     ┃ ┃      │   強化緊急対策事業補助金一五〇〇万円。強  │     ┃ ┃      │   い農業づくり交付金経営構造対策事業補助  │     ┃ ┃      │   金一一〇〇万円等の農業法人には、様々な  │     ┃ ┃      │   援助や補助金が見られる。認定農業者には  │     ┃ ┃      │   農機具などの補助金は付かない有様だ。こ  │     ┃ ┃      │   んな事で強い農業づくりとか、次代を担う  │     ┃ ┃      │   若い農業者育成事業とか、きれい事ばかり  │     ┃ ┃      │   唱えているが、宇佐市の農業は衰退の一途  │     ┃ ┃      │   を辿るばかりである。           │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃十七番   │一、スポーツ振興対策について          │担当部課 ┃ ┃斉藤文博君 │ (1) 施政方針では「スポーツ施設の整備」と「活 │長    ┃ ┃      │   動機会の充実」を基本とあるが、具体的に  │     ┃ ┃      │   はどのようなことなのか。また、市民利用  │     ┃ ┃      │   開放にむけて長洲中学校屋内施設(体育館) │     ┃ ┃      │   など、「学校施設」市民利用についてどのよ │     ┃ ┃      │   うな検討がなされているのか。       │     ┃ ┃      │ (2) 各種公式大会を開催し競技力向上に努める  │     ┃ ┃      │   とあるが、小学校、中学校、高校一般とそ  │     ┃ ┃      │   れぞれ趣旨や目的が異なると思うが、どの  │     ┃ ┃      │   ような取り組みを考えているのか。また、  │     ┃ ┃      │   それぞれの指導者育成も重要な課題と思う  │     ┃ ┃      │   が。                   │     ┃ ┃      │ (3) スポーツ種目によって活動人口にかなり差  │     ┃ ┃      │   があるが、把握しているのか。広域で大会  │     ┃ ┃      │   などを計画すべきでは。          │     ┃ ┃      │ (4) プロサッカーリーグJ1よりJ2に降格し  │     ┃ ┃      │   た大分トリニータ支援について県民的に取  │     ┃ ┃      │   り組んでいる。宇佐市も積極的に取り組む  │     ┃ ┃      │   ようだが、どのような支援を考えているの  │     ┃ ┃      │   か。また、大分より広島のチームに移籍し  │     ┃ ┃      │   たゴールキーパーの西川選手の「観光大使」 │     ┃ ┃      │   の位置づけは、今後どうなるのか。     │     ┃ ┃      │二、農政関係について              │担当部課 ┃ ┃      │ (1) 国による「米戸別所得補償制度」や「水田  │長    ┃ ┃      │   利活用自給率向上事業」は宇佐市にとって  │     ┃ ┃      │   有効な政策なのか。            │     ┃ ┃      │ (2) 施政方針では「農業の担い手づくり」の育  │     ┃ ┃      │   成とサポート活動の充実とあるが、その具  │     ┃ ┃      │   体的対策とはどのようなものか。      │     ┃ ┃      │ (3) 農業実務者の高齢化により農業機械による  │     ┃ ┃      │   事故の増加が心配されるが、関係機関との  │     ┃ ┃      │   協議はなされているか。          │     ┃ ┃      │三、商業振興について              │市  長 ┃ ┃      │ (1) 当初予算で商工会議所へ二〇〇万円、両院  │     ┃ ┃      │   商工会へ六〇〇万円の補助金とあるが、そ  │     ┃ ┃      │   の主な目的は。              │     ┃ ┃      │ (2) 地元商店街も構造的不況と言っても過言で  │     ┃ ┃      │   はないと思う。施政方針で「商店街の魅力  │     ┃ ┃      │   アップ」と「賑わいのあるまちづくり」の  │     ┃ ┃      │   継続とあるが、具体的にはどのような取り  │     ┃ ┃      │   組みをしているのか。また、その成果につ  │     ┃ ┃      │   いては。                 │     ┃ ┃      │四、ゴミ問題について              │担当部課 ┃ ┃      │ (1) 広域ゴミ処理施設の建設予定地公募の宇佐  │長    ┃ ┃      │   市の状況と対応は。            │     ┃ ┃      │ (2) 分別収集のさらなる取り組みにむけての方  │     ┃ ┃      │   策は。                  │     ┃ ┃      │五、今年も一月十日に実施された成人式、毎年   │     ┃ ┃      │ 不参加者の中には経済的理由であきらめる人   │     ┃ ┃      │ がいると聞くが、人生に一度のイベントであ   │     ┃ ┃      │ り、何か対策は考えられないか。        │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃二番    │一、市政一般について              │     ┃ ┃中山実生君 │ (1) 三月末~四月初めの土・日の開庁の考えは。 │担当部課長┃ ┃      │ (2) 宇佐市の人口に対しての職員数をどの様に  │市  長 ┃ ┃      │   考えているか。              │     ┃ ┃      │ (3) 老後の暮らしの柱となる年金制度について、 │担当部課 ┃ ┃      │   年金を受けられない無年金者や、少ない年  │長    ┃ ┃      │   金しか受けられない低年金者が増えている  │     ┃ ┃      │   が、行政としてどの様な対応をするつもり  │     ┃ ┃      │   か。                   │     ┃ ┃      │ (4) 今や四万を超えるという日本のNPOです  │担当部課 ┃
    ┃      │   が、公共サービスでの地域協働の担い手と  │長    ┃ ┃      │   して期待も高まっている。行政側からのバッ │     ┃ ┃      │   クアップをどの様に考えているか。     │     ┃ ┃      │ (5) 緊急雇用対策について。          │市  長 ┃ ┃      │   1)あらゆる政策を総動員すべきであると思  │     ┃ ┃      │    うが市長の見解を伺う。         │     ┃ ┃      │ (6) 農政問題について             │担当部課 ┃ ┃      │   1)米粉の研究、開発はどこまで進んでいる  │長    ┃ ┃      │    のか伺う。               │     ┃ ┃      │   2)試作田等は考えているのか。       │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃十一番   │一、バイオマスタウン構想について        │市  長 ┃ ┃大隈尚人君 │ (1) バイオマス構想の概要版が平成二十年度四  │     ┃ ┃      │   月に各家庭に配布され、市においても廃食  │     ┃ ┃      │   油をバイオ燃料に製油して公用車に使用す  │     ┃ ┃      │   る実証実験を行ったが結果はどうだったか。 │     ┃ ┃      │   また、循環型社会の構築をめざしてきたと  │     ┃ ┃      │   思うが、一企業を除いて他に普及の見通し  │     ┃ ┃      │   はあるのか、お伺いしたい。        │     ┃ ┃      │二、健康相談員制度の創設について        │市  長 ┃ ┃      │ (1) 健康相談員制度は、過疎化、高齢化社会の  │     ┃ ┃      │   中で高齢者、独居老人、障害者家庭を訪問  │     ┃ ┃      │   し、老人等の相談相手となることで安心、  │     ┃ ┃      │   安全な暮らしをサポートしていくものであ  │     ┃ ┃      │   る。又、家庭訪問の状況によって医師、保  │     ┃ ┃      │   健師、ヘルパーへ連絡することで老人の孤  │     ┃ ┃      │   独死等を防ぐことが出来ると思う。先ずは、 │     ┃ ┃      │   地域コミュニケーションモデル校区から実  │     ┃ ┃      │   践してみてはどうか。お伺いしたい。    │     ┃ ┃      │三、福祉ゾーン構想について           │市  長 ┃ ┃      │ (1) この件については、これまでも議会で再三  │     ┃ ┃      │   再四言ってきたが、宇佐市の小菊寮の老朽  │     ┃ ┃      │   化に伴う建て替えの際、旧院内町の特老妙  │     ┃ ┃      │   見荘の敷地内に建てるべきであると思うが  │     ┃ ┃      │   市としての考えをお伺いしたい。      │     ┃ ┃      │四、市の随契や指定管理者の選定について     │市  長 ┃ ┃      │ (1) 雇用保険や厚生年金、社会保険等は、企業  │     ┃ ┃      │   を選定する上での条件としているのか、お  │     ┃ ┃      │   伺いしたい。               │     ┃ ┃      │五、機構改革について              │市  長 ┃ ┃      │ (1) 観光まちづくり課新設の目的についてお伺  │     ┃ ┃      │   いしたい。                │     ┃ ┃      │六、入札について                │市  長 ┃ ┃      │ (1) 市の入札は県下の中でも一番ハードルが高  │     ┃ ┃      │   いと聞くがその後県並みに変えると聞いてい │     ┃ ┃      │   るが見直されたのか。           │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃三番    │一、子育て支援について             │市  長 ┃ ┃今石靖代君 │ (1) 宇佐市総合計画の最重要項目に「児童館の  │     ┃ ┃      │   建設」を掲げている理由は何か。実施に向  │     ┃ ┃      │   けての具体策は。             │     ┃ ┃      │ (2) 保育所の定員に対する充足率について、旧  │     ┃ ┃      │   宇佐市の中学校区毎の実態は。大切な乳幼  │     ┃ ┃      │   児期の発達を保障するためにも、つめこみ  │     ┃ ┃      │   ではなく、保育環境の整備を進めるべきだ  │     ┃ ┃      │   が。                   │     ┃ ┃      │ (3) 二〇〇人を超える乳幼児が通う認可外保育  │     ┃ ┃      │   所の子ども一人当たりの予算額はいくらか、 │     ┃ ┃      │   認可園の一人当たりの予算額は。認可外保  │     ┃ ┃      │   育所への支援を拡充すべきではないか。   │     ┃ ┃      │二、産廃建設の問題について           │     ┃ ┃      │ (1) 高家の海岸に建設申請している産廃施設は、 │     ┃ ┃      │   事前協議中にもかかわらず、住民の意思を  │     ┃ ┃      │   無視して準備を進め、すでに大型プレハブ  │     ┃ ┃      │   を二棟建て、コンクリートの壁を作ったり、 │     ┃ ┃      │   コンクリートの塊や鉄柱を置いたりしてい  │     ┃ ┃      │   る。地域住民の大反対の意向に沿って、撤  │     ┃ ┃      │   去させ、再度県へ、建設反対の意見をあげ  │     ┃ ┃      │   るべきではないか。            │     ┃ ┃      │ (2) 高家の焼却炉周辺の産廃施設は、ひどい環  │     ┃ ┃      │   境破壊が見られる。生活保全上改善を求め  │     ┃ ┃      │   るべきではないか。            │     ┃ ┃      │ (3) 市外の業者が進出するなど、産廃施設が増  │     ┃ ┃      │   えていないか。市民の生活保全のため、産  │     ┃ ┃      │   廃施設の受け入れを厳しくチェックする体  │     ┃ ┃      │   制ができないか。             │     ┃ ┃      │三、二十二年度は、すべて旧火葬場が解体され   │     ┃ ┃      │ る。四日市火葬場跡地は、地域住民の要望に   │     ┃ ┃      │ 沿って墓地公園の整備を進めるべきではない   │     ┃ ┃      │ か。                     │     ┃ ┃      │四、今年は国際読書年。学校図書の充実を繰り   │     ┃ ┃      │ 返し答弁してきたが、二十二年度はどう拡充   │     ┃ ┃      │ するのか。                  │     ┃ ┃      │五、公務・公共関連事業で、労働者に適正な賃   │     ┃ ┃      │ 金など労働条件と、雇用の安定を保障させる   │     ┃ ┃      │ ために、「公契約条例化」に向けて公契約適   │     ┃ ┃      │ 正化事業推進に取り組むべきではないか。    │     ┃ ┃      │六、漁業者は、生活は大変困窮している。支援   │     ┃ ┃      │ 策をどう計画しているか。           │     ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━┛ ◯議長(浜永義機君)まず、二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)皆さん、おはようございます。二十七番 広岡です。  平成二十二年三月第二回の市議会の一般質問において、三項目五点にわたって質問を行います。  質問を前に、先ほど来、外国のことですが、ハイチで大地震がありました。大変な災害をもたらし、数万人という犠牲者も出したようです。このことを人ごととは思えません。それから、後にチリ大地震ということも発生しました。同時に大地震、両方とも大地震であります。チリの場合は水害をもたらした、津波をもって災害をもたらしたということであります。  我が日本にも、三陸地方で大きな被害を出すことがありました。大変なことだったと思います。三陸地方、岩手、宮城、青森、その周辺が大打撃を受けました。それは、養殖業の方の大被害であります。カキやホタテ、ワカメ、そんな漁業に対する被害をこうむったわけであります。  国外の地震だから、私たちは遠くに感ずるわけでありますが、今度のチリ地震ばっかしは、日本国土に津波の影響で大被害をもたらすことになりました。皆さん方にお見舞いを申し上げます。  今朝の新聞だったと思います。トルコにも五・九というような地震が発生しました。新聞紙上では五十一名の犠牲者とかいっておりますが、まだまだこれから犠牲者も出ると思います。とにかく、他国であろうと国内であろうと、特に我が日本は地震国であります。そういう被害に遭った方々のために冥福を祈るとともに、被害された方々にはお見舞いを申し上げたいと思います。  それから、時間的にはちょっと早いと思うんですが、このたび、三月において退職される方、きのうの一般質問で木下議員だったか、退職された方々の今までの御労苦を質問しました。私もやっぱりそう思います。特に、我が市議会の頂点に立っておられる市丸部長、事務局長ですが、私たちのために数年間という長い間貢献をされて、指導していただきました。おかげをもちまして、市丸部長につきましては、前時枝市政から新是永市政に至るまで、献身的な協力をいただいて、議会のね、円滑な運営を御指導されたと思います。謹んで御礼を申し上げます。  それから、末弘部長、以下三十六名の職員も、長期にわたってこの宇佐市の貢献のために働いてくれました。大変御苦労でございました。私も、ちょうどその時代に、この我が市議会にお世話になったわけであります。昭和四十七年ですから、同じ入社した職員の皆さんだと思います。もっと早くから奉職されたと思うんですが、私の場合は、昭和四十七年からで、もう三十数年になるわけですが、市長を初め職員の皆さん方とね、大変お世話になりながら、議会活動をやらせていただきました。本当にお世話になりました。三十六名の職員、長いこと御苦労でございました。退職されても、今後の宇佐市発展のために力添えをいただきたいと思います。
     それと、もう一つ、これは余談になると思いますが、一昨日でしたが、議長と副議長が私の家までおいでいただいて、心配をされて、見えてくれました。皆さんも御承知だと思います。さきの新聞紙上で公表されました。私のことをテレビを通じてでも宣伝をしてくれました。今までは宇佐市の広岡ということでありましたが、大分県じゅう、新聞紙上、あるいはテレビ放送ということで放送してくれました。  そのことは、何かといいますと、皆さん、御承知と思います、新聞紙上を拝見して。私は一昨年の春の市長選挙においての議会活動の一環として、私はビラをつくったわけであります。そして、選挙戦に突入してから、過去の、前任者の、私は誹謗中傷をやったわけであります。それは、市民の税金を食いつぶすような市政はまかりならんということが、私の主なビラの宣伝文句であります。御承知かと思います、皆さんも。三十名の議員の皆さん方も御承知だと思いますが、私は、そのことを終始一貫、市長、あるいは三役に追及してまいったわけであります。  そのビラが名誉毀損に当たると、公職選挙法に値するというようなことで、私は、さきの一月三十一日から二月七日、八日間という間、県警の捜査を受けました。それは、逮捕状を持って捜査をしたわけではないんですが、任意の形で事情聴取を受けました。  マスコミの新聞社五社は、これは、四日に起訴ね、書類送検されたと。そして、一方の新聞社は、十九日に書類送検されたということをね、掲載しておりました。  私のところは、まだ何事もありません。いずれ、検察庁からの通達があると思います。記者の皆さん方に、私は、自分は胸を張って、あの選挙戦でね、宇佐市の今までの経過をみんなに発表したんであると、ね、議会活動の一環として、私は選挙戦を通じて市民に訴えたのであります。だから、検察であろうと何であろうと、私はもうね、自信満々で市民の皆さんに訴えてきました。  おかげをもって、宇佐市の新市政がね、変わったわけであります。今まで、疑惑や不安、こんなものが蔓延をしておった我が宇佐市であります。私は、宇佐市を正常化させ、そして、明るい宇佐市をつくるというね、そうした組織をつくって、県や国に登録をして活動をやっております。今日もこの活動を続けております。公職選挙法に値するというようなことを、私は全く感じておりません。議員たる立場でね、議会活動を市民に訴えていくのが当然のことだと、私は自負をして、そして、議会活動をやったわけであります。  しかしながら、マスコミにおいては、起訴されたらどうするかということを言われました。私は、議会活動の一環として捜査を受け、そして、起訴されたら、もう、私としてはきっぱり、この議会に見切りをつけると、ね、引退するということを唱えました。これは、そのとおりだと私は、自分で確信をしております。いつ、起訴が出てくるかということなんであります。  同時に、私は、この議会を退職して、そして、一般人となるわけであります。その間、市長を初め、皆さん方には、大変な御迷惑、御指導をいただいたと思いますが、今期で私は、この一般質問で、今期は終わりになるんじゃないかというような感じがしてなりません。  議長も副議長も心配してくれました。議会事務局長の市丸部長も心配をしております。会期中にね、私が辞表を出すというようなことになったら、議会事務局長としての立場も、やっぱりね、これは考慮しなくちゃならんと思いますが、これは検察の考えひとつでありますので、その検察の考えを待つしか方法はないと思うんであります。もし、そんなことが生じた場合は、私は速やかに引退して、皆さん方にお別れをいたしたいと思います。  きょうのところは、まだ私に何もないわけですから、もし、そんなことがあったならば、皆さん方に長い間お世話になったということで、御礼を差し上げたいと思います。  前口上はこのくらいにして、本題に入りたいと思いますが、まず、一項目めから入ります。  老人祝い金対策についてであります。  新是永市長が誕生して、私は、このことを初めて申し上げるわけであります。前任者のときは、何度か私は一般質問で申しております。それは、どういうことかといいますと、老人祝い金は今まで、ウサノピアにおいて祝いをしておりました、ね。そのときは弁当ね、弁当を老人に差し上げて、そして大会を市の主催でやっておりました。それでは全老人に参加をしてもらえないというような理由もあったかと思いますが、何十年になりますか、それからもうその大会は取りやめたわけであります。  同時に、今まで弁当代として提供しておりましたかわりに、七百円という祝い金を差し上げておりました。皆さんも御承知だろうと思います。もう七百円はもう、十数年、二十年近くになるんじゃないですか、七百円になってから。値上げというようなことは今までなかって、据え置きでずっと七百円を続けてきたわけであります。  私の質問は、そういうことで、祝い金についてということであります。  是永市政になり、後期基本計画の一環として、敬老精神を発揮すべきだし、国も政権交代で子ども手当に高校授業料無償化、母子加算を復活し、父子家庭にも児童扶養手当を支給する。鳩山政権の命を守る政策を考えるときに、宇佐市としては、敬老祝い金の大幅増額をすべきと思うが、どうかということであります。  今、問題になっております、国で、子ども手当は出すべきじゃないとかね、いろんな批判も出ております。本年度は六月に支給するわけですが、小学生まで一人当たり一万三千円と。六月ですから二カ月分一斉に支払うわけであります。  悪いという人は、私は気がしれんわけです。子どもを育てていく上にね、大変な苦労をなさっておるというね、民主党の政権であります。その子ども手当をね、誹謗中傷してね、やるべきではないというようなことを、しきりにテレビやマスコミは申しております。私は、これはいかがなものかと思うんです。来年度から一人当たり二万六千円ですから、ね。やっぱり子育てをする上には、もう立派な政策だと、私は評価しております。  それやら、農家の戸別補償制度、この問題は後で質問しますが、そういう制度、あるいは高校の授業料無償化と。公立は無償化、私立の場合は一時金として十数万円支払うわけですが、そういうこともやっておるんであります。  しかし、老人対策としては、宇佐市は、そのほかも据え置きで何もないわけです。老人も長期にわたって大変ね、宇佐市のために貢献をなさっておるわけです。私も今、後期高齢者の一員に、ことしからね、なったわけであります。自分のことを言ったらおかしいと思いますが、老人対策の一環としては、やっぱり、これは何十年も据え置きするということはいかがなものかと、私はこう考えるわけです。  新市長、是永市長が誕生したんですから、どうか、老人にも手厚く、やっぱり、そうした制度を設けていただきたいと。市としては、敬老祝い金の大幅増額ですが、古希、喜寿、米寿、白寿と、段階的に奨励制度を早期創設し、実施したらどうか。宇佐市発展に長期で多大な貢献をされた高齢者の方々のために、温情ある対策をしてはどうかということであります。  市長、あなたが市長になって十カ月ですが、今までもう十数年間、二十年に近い間、七百円据え置きなんですよ、ね。民主政権では、もう既に子ども手当までね、六月から支給していく、来年度は一人当たり、中学生まで二万六千円のね、子ども手当を支給するわけです。  あなたは、新市長になる前には、あなた自身の十項目にわたるマニフェストっちゅうんですか、それを公約してきました。そして、今議会においてでも、着々とあなたのね、公約を実現しておるわけです。  その中で、老人手当はまだうたってないんでありますが、どうか、高齢者のためにもひとつ、ね。そりゃあ、財政的に厳しいと思うんです。確かに、私は楽ではないと。あなたの今の政策を考えたときに、老人まで手を伸ばすのはいかがなものかと思っておると思うんです。  しかしながら、もう、老い先長くはないんです、老人は。私もおんなじです。もう、その時期に私は入ったわけです。もうあと何年もつかというのがもうわからんわけですから。どうか、その気持ちをね、酌んでいただいて、考えていただきたいと思うんです。  それから、身障者対策について。  障害者福祉協議会補助金、二十二万五千円となっているが、年間を通しての活動は、困難と思わないと。もう、これ、ずっと言ってきたわけですよ、障害者が。あなたも今度の障害者のね、県の聾唖者福祉大会に参加しておるわけですね、あなたも。もうじかにその障害者の方々の声は聞いておると思うんです。  私は、これを、冊子をもらっておるわけですが、私も何遍か福祉大会に参加したわけです。いつの大会を見ても、スローガンにはね、手当の増額を図るというスローガンがあるわけです、ね。にもかかわらず、いまだ、まだ二十二万五千円の補助金だと。団体補助金ですがね。これでは、障害者の福祉をどうするかということにはならんと思うんですよ。  あなたの施政方針の中にも、障害者対策は伺っておりますがね。障害者のためにはなると。宇佐市で障害者は、大小かかわらず四千人ぐらいはおられると思うんですよ。一割まで到達してないんですが、それに近いような障害者がおられるわけであります。  どうか、その気持ちを酌んでいただいて、障害者のためになっていただきたい。  二点目、手話通訳者の設置はどうなっているか。他市と比較して恥ずかしくはないのかということであります。  私は、さきの一般質問で、この手話通訳を設置せよということで質問しました。前市政においては、ね、もう、全く無視をして、通訳者どころじゃない。その制度も全然考慮に入れなかった。  何で障害者の通訳をやらないのか。理由は、職員の中に手話ができる職員がおると。いや、確かに、それは職員の中におるようです。しかし、正規な資格を持った通訳者じゃないと思うんです。例えば、きょうみたいな一般質問のときにもね、障害者が傍聴して、そして、私たちの質問を通訳するというような制度がないわけですよ。これから、宇佐市議会に傍聴をお願いしていくわけです。広報においても傍聴を募っております。障害者の方も、やっぱり、みえてくれると思うんです。  だから、そういう方のためにも、常時、通訳ができる人、もう正式な通訳者として、通訳ができる人の設置をね、私はお願いをしておるわけです。  市長、そういうことで、一名ぐらい、私は、設置すべきではないかと。だから、私は、恥ずかしくないかということを申しておるわけであります。  三点目、在宅重度障害者住宅整備事業について、市としての考えを聞きたいということです。  これは、私は言いたくはないんです。私のおいが重度障害者の一級の障害者をね、なっております。もう初めて、私は披露するわけですが、自分の身内だからということで、一般質問に私は上げたことはないんです。私のおいになるわけです。もう五十三歳になります。五十三歳になるけど、まだ、一度も福祉の方に、お世話には余りなってないような気がするんです。  どういうことかといいますと、私のおいは、生まれてからすぐ障害になったわけです。障害で生まれてきた。もうほとんどだるまと一緒なんですよね。目は見えます。目は確かに見えるんでありますが、もう歩行もできない。手もきかない。口もきかない。重度の障害者になっておるわけです。親たちも好きこのんでそんな子供を産んだわけじゃないと思うんでありますが、不幸にも、そういう子供として生まれてきたわけです。五十三年間、私たちもずっと見つめてきたんです。  いつか、あの子のね、足を何とかしてやりたいと。足がもつれてね、動きがとれないわけです。一本の足を切れば、何とか引きずってでもね、動けるような状態になるわけですが、親たちがそれを許さんわけですね。やっぱり足を切断するということですから。  ベトナムでもあったね。ベトナムは、日本の政府が手厚い看護をしてね、一身同体であった胎児をね、手術において分離したわけですね。そして、一人は亡くなった。もう残念にも亡くなったけど、一人は健康でね、結婚までしておるわけですね。  私のおいも、足がもつれて動けない。私は子供に、その子に言っておる。じいちゃんがそれを切断してやると。つらかろうけど、それを切って外してやるということを言っておるんですが、親たちがそれをやっぱり認めてくれんのです。やっぱり、今まで見つめてきて、育ててきたんですから、足を一本切断、切り離すということは、抵抗があるわけです。かわいそうだから、私は、それを切ってやりたいと。そうすれば、引きずってもいい。歩行もできないけど、引きずってでもいい、ね、車いすでも利用すれば外にも出れるということなんであります。  それもできない。手も片腕しかきかない。ほとんどだるま状態。もう口もきけないわけです。五十三年間そうした苦痛をしてきたわけですが、このたび、佐藤病院に入院しました。今まで入院したことはないんですが。入院したときに、車いすでね、佐藤病院、対応してくれました。それで、本人も車いすに乗りたいと。そして、今まで部屋でもう閉じこもっておったんです、五十三年間。今度は、その車いすの関係で、車いすに乗って外にも出たいということなんですよ。  そこで、私たち兄弟六人が一丸となって、その子のために、ね、車いすの踊り場と申しますか、部屋から踊り場に出て、それから外に車いすで出ていく通路ですね、その設置を私たち六人で、兄弟六人で無報酬でやっております。  ね、福祉に私はお願いしたんですが、福祉はね、何遍か来たようですが、親身になってそのことを対応してもらえないんです、ね。我が身にね、我が身になって、親身になってするならば、私たちの要望もいささか聞いていただくということにつながるわけですが、補助金がどうなの、県の補助がどうなの、いろんな苦情は言います。しかしながら、私たちの希望をかなえてもらえない。だから、私たちは六人で家を建て、ね、そして、その踊り場をつくっていきよるわけです。ね、もうほとんどもう完成したんでありますが。その家を建てるけど、壁をつけるなちゅうんです。県の制度では、壁をつけちゃならん。天井はいいけど、壁はならんちゅう。そういうね、福祉の冷酷な、私たちに対応があるわけであります。  市長、一遍、そのことを真剣に考えてくださいよ。五十三年間、苦労をした子供なんですよ。宇佐市は、その子供に対して、対応を今までしてないんですよ。私もまた、お願いをしておりません。自分のことですから、ね、重度障害者、もう特級障害者でしょう。福祉どうかね、西部長、おらんですか、きょうは。特級の障害者になるその子供にね、対応してもらえないというのが現実なんですよ。  初めて私は、市長以下、皆さん方に申し上げております。恥をね、恥を投げ捨てて、私は言っておるんです。これは私の親族に限らず、宇佐市にもこれを対応していただくつもりで、私は言っておるわけです。宇佐市の障害者のためにも、親身になってね、親身になって、やっぱり考えていただきたい。  あなたは、そのことで市長に就任されておるんです、ね。よくわかります、あなたの気持ちは。  それから、三項目めの農家戸別所得補償制度について、県、市として明確に説明すべきだ。  二点目、国の方針と思うが、農業法人農事組合には手厚い援助をしているが、認定農業者には冷酷な対応をしているようだがということであります。  認定農業者協議会には、二十六万円の補助金だし、非常にお粗末で暗い感じだ。一例を挙げれば、大分集落営農組織育成・強化緊急対策構造事業補助金千五百万円、強い農業作り交付金経営構造対策事業補助金一千百万円。この一例ですよ、これも。十何項目か補助金制度があるようですが、すべて一千万を超した補助金が出ておるんです。などの農業法人にはさまざまな援助や補助金が見られる。認定農業者には、農機具などの補助金がつかないありさまだ。こんなことで、強い農業づくりとか次代を担う若い農業者育成事業とか、きれいごとばかり唱えているが、宇佐市の農業は衰退の一途をたどるばかりであるということであります。そうは感じませんか。  農業法人の方には、手厚く、ね、対応しておるわけです、現状は。二十町歩以上の農業法人。二十町歩ないと、農業法人の認定ができんわけでしょう、国の方針として。これからは違うと思いますよ、民主政権になってはね。戸別補償も含めて、これから農家の対応は、二十ヘクタールも四ヘクタールもないと思うんですよ。農業者に対する手当をしていくというのが、これからの政権だと思うんですよ。  宇佐市は、ね、水田農家の、やっぱり、大分県の模範的な立場であるわけですよね。その認定農業者も十町、二十町という耕作をされておるわけです。その農業者に対して、農機具の補助金が一銭もないようなことでは、やっぱり、私が言うように、これから若い者の担い手の育成ということにはならんと思うんですよ、どう思うですか、農政課長。そうでしょう、あなたは県から派遣されて来られておる。県の方針はそうだと。そういうことで、認定農業者には何も補助金がないということ、現実なんですよ。  こういうことは、県の方針であろうと、国の方針であろうと、あってはならんわけです。そうでしょう。宇佐市の農業をどうするかということを、我々は考えておるわけです、ね。認定農業者も、やっぱり、四百人近くおるわけです。そういう人は、宇佐市をね、農政を拡大して、そして所得向上をということで、一生懸命で頑張っておる。この認定農業者を無視しておるということを、私は言いたいわけです。  たとえ認定農業者であろうと、法人であろうと、平等な対応をしていただきたいというのが私の考えなんです。農政課長、そう思わんですか。  時間をとりましたので、まあ、これくらいにして、第一回目の質問を終わりたいと思いますが、とにかく、宇佐市の農業ということを考えましたときに、宇佐市はね、大分県一の穀倉地帯でしょうが。この大分県一の穀倉をいかに農業所得の向上に、指導的な立場をとっていくかというのが、あんたたち執行部の課題だと私は思うんです。  市長、おわかりになりますか。あなたは、まだ、農業には経験ないようですが。農家がやっぱり一番大事だと思うんですよ。あなたは、六次産業ということでね、施政方針にうたっております。六次産業の根本は何かと言うと、農業と思うんですよね。農家の方の所得向上が、六次産業の根幹をなすものだと、私は思うんですよ。そうでしょう。  私ももう、この一般質問は終わりになると思いますが、起訴状態が起こると終わりと思いますが、最後のお願いです。最後のお願いをね、老人対策、あるいは障害者対策、農業対策、この三つの柱を、やっぱり、あなたは速やかにね、答えていただきたい。そして、育成に努めていただきたい。それが宇佐市の発展につながるものだと、私は確信をしております。  余分なことを申しましたけどが、これは、ひいては、私は宇佐市のために、るる一般質問をしておるわけです。私は、今期で終わりになる、質問も終わりになるかしれません。議員の皆さん、本当に今まで、皆さん方と一緒になって議会活動をやってきました。私の最後のこうした一般質問に、皆さん方と一緒に、宇佐市のために貢献をしたいと思うのであります。  一回目の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、広岡議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  二十七番 広岡議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、敬老祝い金の大幅増額をすべきについてでありますが、見直しの経緯をお聞きいたしましたところ、今後の福祉を総合的に考えたとき、少子化対策が喫緊の課題であり、節減された財源は、少子化対策に充てるなど、市財政の効率的な運用を行いたいという考え方に基づきまして、平成二十年度に制度を大幅に改正したとのことでありました。  具体的には、従来は一律方式で、八十八歳以上の方に、年額一万二千円を支給しておりましたが、改正後は、節目方式で、八十八歳時に一万円、九十五歳時に一万五千円、百歳以上を三万円の支給といたしました。  現在、市では、高齢者の皆様への福祉対策として、健康長寿の伸長に向けた介護予防体操の普及や総合的な認知症の対策、生きがいづくりを推進するために老人クラブ活動の支援や、趣味講座の開設、安心・安全に暮らすための住宅改造費助成や緊急通報装置の設置などの事業を実施しており、また、あわせて、敬老意識高揚のために、敬老の日にちなんだ地域行事への補助や記念品配布などを行っております。  これらの事業は、高齢者の皆様に敬意を表するとともに、いつまでも元気で御長寿であることを願っているからでございます。  また、敬老祝い金見直しによる財源につきましては、乳幼児医療費の無料化や妊婦健診無料化の拡充のための財源に充当しておりまして、議員御指摘の敬老祝い金の大幅増額につきましては、当面は現行どおりでお願いしたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上で私からの答弁を終わりますが、そのほかの質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの身障者対策についてを、福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長(西 道範君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の西でございます。  二十七番、広岡議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目めの身障者対策についての一点目、障害者福祉協議会補助金二十二万五千円となっているが、年間を通しての活動は困難と思わないかについてですが、市障害者福祉協議会においては、約六百五十名の会員の方々が、各種活動を通じて、相互理解のもとに親睦と融和を図り、社会参加の推進を目的に、会の運営をされていますが、運営費については、基本的に会員の会費等を充てることとなっています。  市補助金は、こうした会の活動、育成を支援することを目的として、運営費の一部を助成しておりますが、今後におきましても、会員相互で創意工夫され、会の運営に努めていただきたいと思っております。  次に、二点目、手話通訳者の設置はどうなっているか。他市に比較して恥ずかしくないかについてですが、市役所における手話通訳は、現在、福祉課に手話通訳ができる職員を配置し、さらに、大分県聴覚障害者協会に、手話通訳者、要約筆記奉仕員の派遣事業を委託しており、聴覚障害者福祉の向上に努めているところでございます。  次に、三点目、在宅重度障害者住宅整備事業について、市としての考え方についてですが、在宅の重度心身障害者、または、その障害者と同居する者が、障害者に適するように住宅整備の改造を行い、生活環境の整備促進を図り、もって障害者の福祉増進に資することを目的とした事業で、限度額六十万円の範囲で、県、市、個人が三分の一ずつ負担するようになっております。県の補助事業を活用しているところもありますので、限度額の引き上げや予算の確保を強く今後とも要望していきたいと思っております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、三項目めの農業対策についてを、経済部長 信国和徳君。 ◯経済部長(信国和徳君)皆さん、おはようございます。経済部長の信国です。  二十七番 広岡議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目めの一点目、戸別所得補償制度についてですが、昨年末に制度の骨格が固まり、年明けからのブロック別説明会を経て、一月二十一日に大分県での県別説明会が開催されたところです。  これを受け、市では、関係機関と二月八日に認定農業者向け、二月十日には集落営農向けの説明会を行ってまいりました。さらに、二月十五日より、宇佐市水田農業推進協議会が地区別説明会を開催し、現在、要望のあった集落ごとの説明会を行っているところです。  今後とも、制度の周知については、十分理解が得られるよう説明を行ってまいります。  次に、二点目の認定農業者への対応についてですが、国や県の間接補助事業のほぼすべてに三戸以上の共同利用要件があるため、結果として、農業法人等組織に対する補助事業の割合が大きくなっています。認定農業者に対する補助事業としましては、市の一般会計を経由しないものが多く、認定農業者を対象とする各種金融支援及び農機具販売業者等の外部業者を通じて申請が行われる機械、施設などのリース事業につきましては、宇佐市担い手育成総合支援協議会等を経由して、認定農業者へのハード事業の助成が行われております。  こうした事業を含め、今後とも認定農業者と担い手に対する情報提供を積極的に行っていきたいと考えております。  また、活発な活動を行っている団体については、該当する各種補助事業等のメニューの提供を行い、活用を働きかけてまいりたいと考えています。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)老人祝い金対策について、市長の答弁をいただきました。財政の事情がよくないと思いますが、当面は現状維持でやりたいということです。あなた、新市長になられて十カ月になるわけですが、多種多様にわたって予算の肉づけ、芽出し事業といいますか、あなたのね、唱えている、種をまいて芽を出すということの着々と芽を出させておるわけです。予算も厳しいけどがね、やっぱり、そうして各所において芽出し事業を実現しております、あなたは。身近な生活道路、通学道路、あるいは周辺の地域の元気づくり応援事業など、あなたの夢と希望をかなえておるわけですね。着々とかなえておる。前世代ともうんてんばんてん、政策が違うわけです。  これならば、宇佐市がね、宇佐市の市民は納得できて、そして、宇佐市に応援ができるという体制づくりを、あなたはやっておるわけです。  ですから私は、国も今、子育て支援なんかでね、そうした手厚い対応をしておるわけですから、少なくとも老人対策には、やっぱり、いささかでもね、やっぱり見ていただきたいと。予算の厳しいことはわかりますよ。あなたの説明を受けて私もわかっておるんです。  まあ、できれば、当面はということじゃなしに、今年度は無理かもしれませんが、ね、二年目に当たるあなたの政策の中でね、老人対策をね、考えていただきたいと思います。これから、あなたの腹づもりでひとつやっていただきたいと思います。  この次の選挙があるんですよ、市長、ね。もうあなたは当選したから、楽々当選したから心配ないと思うんですが、次の選挙を考えたら、老人対策のこともやっぱり忘れちゃならんと思うんですよ。お願いしておきます。  二点目は、障害者の問題であります。  障害者は、西部長の答弁では、私は、二項目め、手話通訳の件でありますが、確かに、職員の中にいますわね、そりゃ、通訳者は。しかし、こんなところで、一般質問の通訳ができるですか。できんでしょうが。やっぱり、専門職じゃないとね、正式な通訳はできんと思うんですよ。だから、私は言っておる。もう毎回言っておるんですよね。  そりゃ、職員の減で、今、大変でしょう。一人の職員をね、配置する。公式な職員じゃない、嘱託職員でも私はいいんじゃないかと、ね。一人ぐらいはね、常備に職員を配置して、障害者のためにやっぱり寄与していくということをやってもらいたいと思うんです。西部長、あなたのような人ですから、私は、それは素直に聞いていただくと思うから言いよるわけです。どうか、どうですか、西部長。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  広岡議員の再質問にお答えいたします。
     この手話通訳の設置事業の要望につきましては、合併前の宇佐市の時代から広岡議員さんが設置を要望し、議会の中で取り上げれられてきた経過もありますし、合併後の平成十七年の六月議会におきましては、請願も出されて議会採択をしていることも、私は承知しておりますけども、先ほど答弁いたしましたように、現時点では、十七年からそれぞれ議員さんから要望いただきました中で、まず、手話通訳者の派遣事業、それから要点筆記奉仕者の派遣を二十一年度から取り組んでまいりました。あと、手話通訳の設置事業につきましても、国の自立支援法の中の地域支援事業ということのコミュニケーション事業という項目がありまして、その三つの中のもう一つが、宇佐市は手話通訳者事業が設置されてないということでありますけども、現時点では、今言いましたように、市の福祉課のほうに手話通訳者を、正式な資格は持っておりませんけども、宇佐市のふれあいの手話サークルであります「ふれあい」にも参加して、それぞれの行事があったときにも、通訳で参加しているような職員でありますので、現時点では、今の職員体制でいましばらく行かせてほしいと思っております。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)あなたの再質問に対する答えですが、あなたのような固い人ですから、もうこれを曲げるちゅうことはできんでしょうけどね、要望事項としてね、せめて、よその市町村はみんな設置しとるんです、ね。確かに、職員の中に手話できる人はおると思うんです、よその市町村も。しかし、正規職員を隣の豊後高田市、中津市も、大分、別府もそうです。佐伯も臼杵も、みんな市町村では正規な職員を配置しておるんですから、そのことを考えてみてください、ね。だから、私、恥ずかしくないのかということです。  それは、恥ずかしくないのは、市長が恥を売るということにならせんですか。あなたたち職員がこれを考慮せん限りですね。是永市長が恥を売るということにつながるわけですよ。  私は、今度は引退してから、もう大っぴらにね、宣伝ができるわけですから、市長のそうしたこともね、宣伝の一つとして上げていくかもわかりませんよ、ね。  ひいては、是永市長のこれからのね、宇佐市を築いていくということにね、つながるわけですよ。要望でいいですから、お願いしておきます。西さん、あなたのような固い人だから、もう曲げるということはなかなかできんと思うんですが、ね。考え直していただきたい。要望しておきます。  それから、農業対策、ちょっと、議長。農業対策をちょっと質問しますが、認定農業者には、いろいろな、今ね、部長からありました。しかし、具体的に、認定農業者に対する農機具の補助とかいう具体的な答弁はないわけです、ね。これから検討していくというような形の答弁のようでありました。農業者に対する、やっぱり、実質的な補助、市独自でもいいから、私は、県とか国とか、そんな関係なしに、宇佐市の農業はやっぱり大分県一なんですから、それをやっぱりしていただきたいと思うんですよ。お願いします。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)農政課長の河野です。  広岡議員の再質問にお答えしたいと思います。  戸別形態認定農業者に対する支援ということで、国のほうにおきまして、リース事業ですね。具体的には、今年度、食料供給力向上緊急機械リース支援事業、あるいは、担い手経営基盤強化総合対策実験事業というのがございまして、これに対しまして、今年度におきましても認定農業者、件数で十四件、事業費としましても約八千六百万ほどの事業で、機械への補助リースという形で、認定農業者への支援を行っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)広岡です。  対応していくという課長さんのお答えです。具体的に私は質問をしておるんです。認定農業者に対する農機具などのね、補助を法人とか、農事組合とかいうところと同時に、平等な対応をしていただきたいという趣旨の質問なんですよ、課長、そうでしょう。だから、対応してもらうのは、それは結構なんですが、そういう方向にも補助をしていただくというような仕組みがとれんのかどうかということです、今後ね。  あなたのところで、例えば、十町、二十町つくっておる水田を併用しておる方が、農機具を購入したいというときに、今、法人には幾らしよんね、五〇%か補助があるんでしょう、ね。それと同等とは言いませんけどが、多少なり差ができても、やっぱり、補助という枠をやっぱりつくっていただきたいと、私は思うんですよ。課長、思いませんか、そう。 ◯議長(浜永義機君)農政課長。 ◯農政課長(河野博己君)既存の国の事業の補助率におきましても、機械リースにつきましては二分の一相当、それから、実験事業は三割を上限という形で制度がございますし、集落営農に対する事業も、県単ですと、県が三分の一、市町村が六分の一の、二分の一助成という形になっておりますので、そこら辺は、既存にある制度、補助事業等も有効に使いながらですね、認定農業者に対するそういった情報提供を積極的に行ってですね、早目に取り組むような体制支援になるように、また、今後とも行っていきたいなと思っています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二十七番 広岡利公君。 ◯二十七番(広岡利公君)そうなるようにという、課長のそうした答弁です。  私は、そうなるように、今後もやっぱり努力をしていただきたい。  県からね、天下っていただいて、そして、この宇佐市のためにね、貧弱な宇佐市農政のために、あなたの力をね、お借りしたいわけです、ね。市内の職員さんじゃなくて、県から特別にね、天下っていただいておるわけです。ですから、それをやっぱり生かしていただきたいなと私は思うんですよ。もう特例でもいいからね、やっぱり、そういう認定農業者にも、農業法人と同等の、やっぱり、同等じゃなくて、さっき私が言ったようにね、いささかでもやっぱり補助体制をつくっていただきたいと、こう思います。  それは、課長、要望で、私は終わりますけどね。宇佐市の農業、おたく考えたらおわかりでしょう。もう大分県でね、宇佐市はやっぱりね、やっぱりトップの農政の宇佐市だと思うんですよ。ひとつ、課長さん、よろしうお願いします。  それで、私は、この市長のね、施政方針についての質問はできませんでした、市長ね。あなたの、市長の施政方針の中にいろいろ事業が、新規事業も含まれております。私が質問してきた宇佐高等学校の通学路もそうです。これもあなたがやっていただくということを、答えを聞いております。どうぞ完成していただきたい。高校の関係だからというようなことじゃなくて、高校であろうとね、中学であろうと、私は、宇佐市の市民の通学路なんですよ。高校は県立ですから、県の関係かもしれませんが、通学をするのは、市民の子供がね、通学をしております。もし犠牲でも出たら大変だと、一人もう出ましたわね。一人出ましたが、もう今後出さんように、ひとつ通学路も真剣にやっていただきたいと。  それから、私は院内のほうにもいささか力を入れてきたんですが、それも認めていただいたね、院内の支所も本年度からね、調査費をつけて、改築に向けて頑張ると、あなたね、施政方針にうたっておるわけです。それも、もう早速予算をつけた以上はね、一年でも早く、完成に向けていただきたい。それは、あそこの余谷の問題もそうです。あれは、私、通学路ということも入れておりましたが、通学路だけじゃない。宇佐市のやっぱり観光にね、観光に向けての道路改修だと思うんですよ。余温泉ね、余の滝、そうでしょう。逸見の庭園、そんなサンショウウオのことも、あなた、予算をつけていただきました。過疎になっておる両院の方たちのために力を注いでおるということはもう、じかにわかるわけです、あなたの施政方針の中で。今まで、両院はどんどん過疎になっていっておる。それをあなたのね、市長に就任されてから、もう十カ月で予算化しておる。種まきで、芽吹き予算どころじゃねえ、もう実際に着手にかかっておると。こんなことを私たちは考えたときに、あなたの行為については高く評価をしております。  どうかひとつ、いろんな政策もあると思います。それと、一つは、蜷木の踏切、あれも何十年という間、何百年もあの踏切ができた以後、全然手をかけてないのを、ことしは、踏切の事業もね、あなたはこなしていくということであります。  どうか、市民のそうした皆さん方の願望にこたえていただきたい。私はそれのみであります。もう、今議会で私は終わるわけであります、ね。もう最後のお願いですから、どうか、市民の要望に、やっぱり、こたえていただきたいと思います。お願いします、どうも。  これをもって終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で広岡議員の一般質問を終結いたします。  次に、十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。十七番の斉藤です。  何度か広岡議員の後に質問したことはあるんですが、今回は特にやりにくいなという横綱が出た後に、せめて小結ぐらいは出て。  平成二十二年三月第二回宇佐市議会定例会において、五項目、十二点について一般質問いたします。  国では、自民党から民主党に政権交代した現在の国会、政治と金の問題では、相変わらずマスコミによって大きく報道されていますが、もう少し、政策議論の場もテレビに映してほしいなという気持ちを持っているのは私だけでしょうか。地方分権という言葉は一体どこへ行ったのでしょうか。  子ども手当や高校授業料無料化に向けての予算などに若干の変化は感じるものの、国民不在の国政は、一層の政治離れが懸念されます。私たちは国民であり、県民であり、そして宇佐市民でもあります。  そんな中、宇佐市では、是永市政二年目を迎え、今議会の施政方針では、随所にその思いが感じられます。住民本位の市政運営は、執行も議会も目的は同じであり、そんな思いを込めて、今回の質問に入ります。  まず、一項目めは、スポーツ振興対策についてです。  さきのバンクーバーのオリンピックでは、スキーやスケートに余り興味のない人でも、テレビ観戦を通じて、それぞれの競技選手を応援し、その健闘に拍手を送ったことと思います。県内でも、先日行われた春季県民体育大会、大分合同県内一周駅伝でも、各郡市の代表選手の力強い走りに、多くの県民が勇気と感動を受けたと思います。総合八位と健闘した宇佐市チームの選手並びに役員の皆さんに、改めて拍手を送りたいと思います。  スポーツは、体を鍛え、ルールを学び、そして、心をつくる、まさに人間形成づくりには欠かせないものであります。  そこで、振興対策について、次の四点について質問いたします。  一点目、施政方針では、スポーツ施設の整備と活動機会の充実を基本とあるが、具体的にはどのようなものなのか。また、市民利用開放に向けて、長洲中学校、国体用に建てられたわけですが、体育館など学校施設、市民利用に向けてどのような検討がなされているのか。  二点目、各種公式大会を開催し、競技力向上に努めるとありますが、小学校、中学校、そして、高校、一般と、それぞれ趣旨や目的が異なると思います。どのような取り組みを考えているのか。また、それぞれ指導者育成も重要な課題と思いますが、あわせて答弁をお願いします。  三点目、スポーツ種目によっては、その地域によって活動人口にかなり差があると思いますが、宇佐市はどの程度把握しているのか。そういった少ない人口によっては、広域での大会などを計画すべきではないかと思いますが、あわせて御答弁をお願いします。  四点目、スポーツ振興対策とはちょっと異なりますけども、この項に入れさせていただきました。プロサッカーリーグのJ1より、残念ながらJ2に降格した大分トリニータの支援について、広瀬県知事初め、県民的に取り組んでいることが大きく報道されています。宇佐市も議会サイドにも要請があり、積極的に取り組むというような方向を聞いています。どのような、今後、支援を考えているのか。また、大分より広島のチームに移籍したゴールキーパーの西川選手、宇佐市の観光大使と位置づけていますが、今後は、扱いはどうなるのでしょうか。  二項目め、農政関係については、今回、先ほど質問しました広岡議員を含め、私も含め六名の方が質問に立っております。政権交代による事業の内容、非常にわかりにくいことなんですが、その中で、まず二点、米の戸別補償制度や水田利用、自給率向上事業は、現在、宇佐市はかなり国の事業によって私は何とかやっていると思うんですが、今回の制度の改正は、今の宇佐市にとっては本当に有効な手段なのか、非常に疑問点もありますので、お答えください。  二点目、施政方針では、農業の担い手づくりの育成とサポート活動の充実とあります。これはもう何十年来の課題でありまして、特に高齢化が進む現在の宇佐市では、後継者不足というのは、これからも課題になると思います。施政方針に当たって、今回、新たな方策があればお聞きしたいと思います。  三点目は、高齢化により農業機械による事故がかなり最近報道されています。関係機関との協議はなされているのか、三点目にお伺いします。  三項目め、商業振興についてであります。  一点目、当初予算では、宇佐商工会議所に二百万、両院商工会へ六百万の補助金とありますが、その主な目的についてお聞かせを願います。  二点目、地元商店街も大店舗の進出によりかなり打撃を受けており、構造的な不況といっても過言ではないというふうに思っています。施政方針で、商店街の魅力アップと、にぎわいのあるまちづくりの継続とありますけども、具体的に目に見えるか、どのような取り組みをしているのか。また、その成果について、そして、今後についてお聞かせをください。  四項目め、ごみの問題については、この問題を取り上げたのはですね、私は、さきの議会で迷惑施設と位置づけて、是永市長が公募をしたということで評価しているわけですね。ところが、候補自治区までは行きませんけども、手を挙げたところには、先進地の視察をもう既に行っていると。それについてね、私の友だちから、斉藤君はごみ処理施設について反対しているのかということで、全然、思わぬところから聞きましたんで、いや違いますよということで、あれ、何か、公募で取り組んでいることと、高家の産廃の処理場の反対運動と、そして、前議会で否決したやすらぎの里、こういうものがですね、混同されて私の耳に入っているようなんです。その友だちには説明しましたけども、一番問題点は、そういった施設、先進施設に行っているですね、団体がどの程度あるのか、私も把握してなくて、今回質問を出したようなことであります。  二点目は、分別収集、前回、資源ごみについては無償化という高い評価がされる宇佐市の取り組みがあったわけですが、生ごみについてのですね、方策が後期の基本計画では、今までどおりコンポストと家庭用の生ごみ処理機。私は以前から、農業の循環型農業の一環として、生ごみはやはり肥料化にすべきだということを唱えてきたんで、少しまあ、もう一歩進んだですね、宇佐市の方向性を見出していただきたいということで質問しました。  五項目めは、成人式の実施であります。  ことしも無難に式典が終わり、全国的に騒がれたような騒動は起こりませんでした。市のですね、若者による式典の計画、特に、出身中学校のアルバムの映像で流すという工夫が数年前からやられていますけど、かなり効果的ではないかと思います。  そんな中でですね、わずかではありますけども、着物が着れないと。私も一人の娘はもう成人を迎えたわけですけども、リースでもですね、 貸衣装を借りて、そして着つけをして、髪を結えばですね、やっぱり二十万円は下らないという費用になります。特に、私は冬期の成人式に反対するものではありませんけども、そういった少数の方がおられるということの現実をですね、やっぱり受けとめて、今回質問に上げました。この答弁を最後に求めまして、今回の私の一般質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、斉藤議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十七番 斉藤議員のご質問にお答えをいたします。  一項目め、スポーツ振興対策についての四点目、大分トリニータ支援についてでありますが、宇佐市は、昨年二月二十五日に大分トリニータと協力協定を締結いたしました。そのことから、本年度、市民希望者を対象とした応援ツアーや、市職員を対象に後援会やメンバーズ会員への加入促進などを行いながら、応援、協力体制を強化してまいりましたけども、願い届かず、J2降格となったことは非常に残念なことであります。  J2降格後の現在までに、市民の方々や市職員の協力金のお願い、市職員の後援会加入促進などを実施し、できる限りの支援に努めているところであります。  平成二十二年度も、ふるさと市町村圏基金を活用して、ホームゲーム十五試合に対して、一試合当たり二十五名の宇佐市民応援観戦ツアーを実施するとともに、宇佐市PRデーの開催を計画しているところであります。  宇佐市は、県下で唯一協力協定を締結しておりますので、協定に基づいた相互協力を今後とも実施していきたいと考えております。  また、西川選手の観光大使としての位置づけについてでありますが、西川選手の移籍決定の後に、大分トリニータのフロントを通して西川選手に観光大使についての御自身の考え方を尋ねました結果、今後も観光大使を継続していきたいという回答をいただきました。あわせて、移籍先のサンフレッツェ広島からも、観光大使継続には問題ないという回答をいただいております。  したがいまして、今後も大分トリニータ時代と同様に、西川選手には宇佐市の顔として観光PRに努めていただきたいと考えております。  以上で、私からの答弁は終わりますが、そのほかの質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めのスポーツ振興対策についての一から三と、五項目めの成人式についてを教育次長 豊岡正晴君。 ◯教育次長(豊岡正晴君)皆さん、おはようございます。教育委員会教育次長の豊岡です。  十七番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、スポーツ振興対策についての一点目、スポーツ施設の整備、活動機会の充実の具体的内容と学校施設の市民利用についてですが、スポーツ施設の整備につきましては、現在、平成の森公園テニスコートに、照明設備を設置していますが、今後も各施設を必要に応じて改修や整備を行ってまいりたいと考えています。  活動機会の充実につきましては、夏季及び秋季市民体育大会を開催することにより、多くの市民の方が参加できるよう努めてまいります。  さらに、県下最大のレクリエーションスポーツ大会であります県民すこやかスポーツ祭などに積極的に参加できるよう推進してまいります。  また、学校施設の利用につきましては、学校事業に支障を来さない範囲で、積極的な有効利用に努めてまいりたいと考えております。  二点目、各種公式大会と競技力向上についてですが、小中学校につきましては、スポーツ少年団やスポーツクラブに加入することにより、各種大会に参加し、競技力向上に努めてまいります。  高校につきましては、以前より安心院コースで行われています大分県高等学校駅伝大会が継続できるよう努めるとともに、来年度の九州地区大会が開催できますよう、関係機関と協議を行ってまいります。  また、指導者育成につきましても、重要な課題と認識していますので、スポーツ少年団指導者育成研修や専門的な研修会への参加を働きかけるよう努めてまいります。  三点目、スポーツ種目別の活動人口についてですが、宇佐市体育協会の加盟三十六団体に、総会開催前に年間実績等を提出していただいていますので、およその活動人口は把握できますが、それぞれの種目すべての活動人口につきましては、調査が難しいこともあり、把握できていません。  広域のスポーツ大会につきましては、少年野球、柔道、剣道、サッカー、相撲、陸上競技等において開催されていますが、今後とも各競技団体と協力して大会開催を行ってまいりたいと考えています。  次に、五項目め、成人式についてですが、宇佐市の成人式につきましては、毎年、市内、各界の代表及び前年の成人者による成人式実施委員会により検討し、開催時期等を定めております。  実施委員会の中で、いろいろな問題が協議されますが、成人者出席率を見ますと、ここ三カ年八〇%を超す参加者があり、本年度は九五%という参加者がありました。実施委員会の中では、毎年多くの成人者が参加できるような開催時期を検討しております。  成人式では、服装や入場の規制など設けておりませんので、今後も、だれでも自由に参加できるよう、対象成人者全員に御案内をしていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの農政関係についてと三項目めの商業振興についてを、経済部長 信国和徳君。 ◯経済部長(信国和徳君)経済部長の信国です。  十七番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、農政関係についての一点目、戸別所得補償モデル対策についてですが、平成二十二年度からスタートするこの対策では、水田利活用自給力向上事業と米戸別所得補償モデル事業の二つの事業がセットで実施されます。  水田利活用自給力向上事業では、従来、これまで転作補助金として交付されていました産地確立交付金にかわるものとして、全国一律の単価で交付されます。具体的には、麦、大豆、飼料では十アール当たり三万五千円、新規需要米では八万円等となっています。  また、米戸別所得補償モデル事業では、生産調整達成者に対しては、主食用米の作付面積から一律十アールを控除した面積に、十アール当たり一万五千円の定額単価が交付されます。  これらを、従来の産地確立交付金と比べてみますと、作物の作付状況が平成二十一年度産と同じとして、水田利活用自給力向上事業で同等の交付金が見込まれます。さらに、米戸別所得補償モデル事業で交付されます交付金がありますので、宇佐市全体としては大変有効と思われます。  次に、二点目、農業の担い手づくりの育成対策についてですが、宇佐市担い手育成総合支援協議会が中心となり、これまで集落法人や認定農業者の経営診断、担い手に対する各種研修活動等の取り組みを、支援を行ってきたところですが、国において、平成二十二年度から同協議会が行うソフト事業が廃止され、予算を伴う活動ができない状況になります。  こうした中、市といたしましては、二十二年度当初予算において、宇佐市次世代を担う若い農業者育成事業を予算計上し、若手認定農業者を対象に、農業者自身の抱える経営課題の解決や経営目標実現のための研修等に要する費用を助成する事業に取り組むこととしています。  今後とも、担い手である集落営農組織の法人化及び農業企業者の育成に向け、県農業団体等との連携を強化し、サポート体制の充実を図ってまいります。  次に、三点目、農業機械による事故についてですが、全国における平成十九年の農作業死亡事故発生件数は、三百九十八件と、年間四百件前後で推移しています。そのうち、農業機械による事故が二百五十九件と六割強を占め、乗用型トラクターによる事故がその半分弱となっています。  大分県の農作業事故状況は、平成十二年から平成十九年までの八年間に七十四件の死亡事故が発生しています。このうち、トラクターによる死亡事故が三十件となっており、宇佐市でも昨年一件の死亡事故が発生しています。  御指摘のとおり、農業者の高齢化により、農作業中の事故が増大することが懸念されます。毎年、事故防止のパンフレットを配付し、注意をお願いしているところですが、今後とも、関係機関と一体となり、農作業事故ゼロを目指し、農業者の意識喚起に努めてまいりたいと思います。  次に、三項目め、商業振興についての一点目、商工会議所と両院商工会への補助金の主な目的についてですが、この補助金は、小規模事業者の経営基盤の充実を図り、地域経済の健全な発展に寄与することを目的とした商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律に基づいた補助金であります。  県では、商工会や商工会議所が行う小規模事業者の経営の改善発達を支援するために、この法律を根拠に補助しています。市においても、この経営改善支援事業は、市内小規模事業者の育成のために重要な施策であるという認識から補助するものです。  次に、二点目、商店街の魅力アップとにぎわいのあるまちづくりのための取り組みについてですが、宇佐市総合計画の中で、中心市街地活性化計画に基づき、商店街のにぎわい創出に向けて取り組むことを定めており、これを根拠として事業実施しているところです。
     これまでの取り組みとしましては、四日市商店街振興組合と連携して、平成十五年度に四日市地域の本町どおり街路灯設置事業、商店街に六十六基の街路灯とモニュメントを整備、平成十六年度から十七年度には、空き店舗等利活用事業、家賃補助、平成十七年度から十九年度にはひなまつり事業や四日の市復活イベントなど、共同イベント支援事業に補助してまいりました。  平成二十年度から二十一年度にかけては、県事務所跡地の共同駐車場の整備、ふるさと雇用再生特別交付金事業を活用したアンテナショップ事業や地域商店街活性化法に基づいて、昨年十月に国の認定を受けました四日市商店街活性化事業計画の作成などに支援しております。  また、現在、宇佐市地域雇用創造協議会が実施する人材育成事業を活用し、四日市門前町ガイド育成、お数珠体験や四日市人形体験などのインストラクターの育成を行っており、この関係では、四日市の住民の方々が中心となって取り組んでおられます。  結果についてですが、商店街のにぎわい創出は、商店街にとって全国的な課題でもあります。本市においても、これまでに大きな成果はまだありませんが、今後とも、商店街のにぎわい創出に向けた自主的な活動を側面から継続支援していきます。  具体的には、平成二十三年度まで認定を受けている四日市商店街活性化事業計画により、高齢者から愛され、頼られる商店街づくりのために、空き店舗対策事業等の継続した支援と、観光とタイアップした新たな門前町体験観光の取り組みも加え、商店街のにぎわい創出に向けた活動をさらに活発に展開していきたいと考えております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めのごみ問題についてを、市民生活部長 秋吉 卓君。 ◯市民生活部長(秋吉 卓君)市民生活部長の秋吉でございます。  十七番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  四項目めの一点目、広域ごみ処理施設建設予定地公募の宇佐市の状況と対応についてでありますが、公募の時期は三月末までとなっております。広域ごみ処理施設の建設については、広域事務組合にかかわることでありますので、答弁は差し控えさせていただきます。  次に、二点目、分別収集のさらなる取り組みに向けての方策についてでありますが、現在、十三種類の分別で収集及び拠点回収に努めております。四月から拠点回収に廃食用油、小型充電式電池、プリンター用インクカートリッジの三品目を追加して回収に当たります。特に、生ごみの処理と減量化につきましては、電気式生ごみ処理機の購入補助額の引き上げを四月から実施いたします。  また、安価で堆肥ができる自家用堆肥製造機とあわせて、今後も助成制度の周知と活用の充実を図りながら、ごみ減量の促進とリサイクルにつなげていきたいと考えております。  生ごみの水切り等につきましても、今後、広報・チラシ等による啓発に努めてまいりたいと考えております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)項目が多いので、最後まで行き着きませんから、ちょっと順番を変えて再質問させていただきます。  四項目めのごみの問題についてのね、一点目ですね、私の質問したとおりのことを答弁されてるんですよね。事実関係をまず確認します。  先進地研修があったということはないんですね、これでは。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)環境対策課長の後藤でございます。  十七番 斉藤議員の御質問にお答えいたします。  先進地の視察につきましては、一月十四日の、失礼しました。一月四日の日に宮崎県の延岡市のほうにしております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)広域事務組合に係ることってありますけども、職員はだれが随行したのですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)清掃事業組合のほうが出席いたしました。(「聞こえません」と呼ぶ者あり)清掃事業組合のほうの職員が出席いたしました。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)清掃事業組合職員、清掃事業組合っちゅうのは、今、広域なんですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)失礼いたしました。広域のことだったですね。  岡本局長が出席しております。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)先進地研修に行かれたのは、随行されたのは、今、随行した職員はだれがされたんですかということ、先進地研修の随行した職員。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)宇佐市と高田市、国東、それから、事務局で職員は随行しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)一番最初の答弁であった清掃事業局の職員って私聞いたんですけど、答弁の訂正ですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)市の職員でございますので、清掃事務組合ということで説明いたしておったとこです。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)だから、清掃事業局っちゅうのは、これは広域で取り組んで、答弁では、広域事務組合に係ることなので、答弁は控えさせていただきますということなんで、清掃事業局っちゅうのは、宇佐市の管轄じゃねえで広域で取り組んでいるんですかっていうことを、私はお尋ねしてるんですよ。部長じゃないと答弁できんでしょう。 ◯議長(浜永義機君)市民生活部長。 ◯市民生活部長(秋吉 卓君)斉藤議員の再質問にお答えします。  先進地研修は、広域事務組合の事業として先進地研修を行っております。その中で、市の職員、宇佐市、高田、豊後高田、国東の職員、環境対策の担当のメンバーがプロジェクトということで広域のほうに入っておりますので、それで随行したと聞いております。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)私はね、広域について聞いているわけじゃないんですよ。職員が実際行ったわけですよね、宇佐市の職員が。だから、宇佐市に係ることが、どういう人たちが行ったかぐらいは知っとかないと。さっき僕は質問趣旨を言ったように、広域の問題もとらえるつもりはないんだけど、反対してるって言われる部分でね、やっぱり、そこらあたりぐらいはね、情報で公開するとか、大きな問題にしたくないんですよ。だから、この質問で、私、時間とりたくなかったんだけども。この答弁、私が質問した内容なんですよね。ちょっと納得できないんですけどね、そこらあたりは。いつもそうなんですよね。質問の趣旨、多分聞かれたと思うんですけど、こういう答弁しかないんですか。  誤解を与え、議員の皆さん、どこが、だから、先進地研修に行ったのはどの範囲なのかって聞いてる、宇佐市の中だけで。これも広域で取り組んでるけども、宇佐市の範囲は職員が対応したわけでしょう。 ◯議長(浜永義機君)市民生活部長。 ◯市民生活部長(秋吉 卓君)広域の中で行われました先進地研修につきましては、どこが、どの地区の人たちが先進地研修に行くかという問題につきましては、広域のほうで受付をやって、整理したと聞いております。  それに担当部署の構成する環境対策担当の部署のプロジェクトチームの一員が随行という形でついていったというふうに聞いておりますので。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)さきの議会でも、ちょっと時間配分があるんですけども、さきの議会で、市長が迷惑施設と位置づけて、公募したわけですから、ある程度のね、情報は公開しないと、秘密裏に進めていくと、またとんでもない問題、私のね、根幹にあるのは、私は市長がかわる以前から、立石の地区のごみ処理施設の候補地のときに、私は、自分の知り合いとかにはね、公のごみ処理施設について、たとえうちの地元が候補地に挙がっても、やっぱり先頭になって反対するっていう気持ちはないわけですよ。迷惑施設と位置づけても、そこらあたりのね、認識は私、持っているわけですね。  だから、そういううわさが出ることは、自分の保身じゃないんですよ。そういったうわさが出ること自体の、今、話をしているわけですよ。  課長、答弁されてる中で、何か、こっちを煙に巻こうとしているようなことしか聞こえないんです。どの程度宇佐市の範囲が行ったのか、何地区行ったのかとかね、そこらあたり言ったら、私もう終わるつもりだったんですよね。答弁の中身見てがっくりしました。もうやめます。これいいです。  もうちょっと気持ちを入れかえてですね、一項目めから再質問させていただきます。  きのうですね、木下議員が総合体育館の問題についてありました。一点目から三点目までは関連している質問なので、あわせて再質問させていただきます。  まず、スポーツ施設の整備についてですね、昨日の木下議員の質問では、今後検討すると言っていましたけども、はっきりいって、箱物という部分についてね、やっぱり、財政的に、私非常に無理があろうと思うんですよね。  今、かんぽの体育館という有効利用ができるところがあるわけですが、今、かんぽの売却とかいう問題、さきに一般質問で取り上げたことがあるんですけども、かんぽの体育館を宇佐市と共同で運営していくという、例えば、宇佐市かんぽ総合体育館とか、こういう形の方式っていうのはとれないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(藤花幸一君)生涯学習課長の藤花です。  再質問にお答えします。  ちょっと、私の範囲ではどこまでかなというところは、把握はしておりませんけども、ただ、いろんなイベントあたりのときには利用させていただいていますんで、かんぽの状況がどういう状況かという部分についても、そんなに詳しくはありませんけども、総合的には考えざるを得ないんじゃないかなというふうな認識は持っています。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)結論はすぐに出さなくてもいいんですけどね、そういう案もあるっていうことで、やっぱり、十分検討する価値があるんかなということであります。  それから、具体的に、長洲中学校の体育館って書いてましたけど、具体的な答弁はなかったんですが、国体用に使用されているんで、非常にすばらしい体育館なんですけども、宇佐中学校の体育館も含めてですが、今現在、要するに生涯学習課っちゅうか、一般利用されてない学校施設というのは、長洲中学校の体育館も多分されてないと思うんですが、何施設ぐらいあるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)管理課長の石田です。  十七番 斉藤議員の再質問にお答えします。  一般利用されてない学校施設ということなんですけども、私の今手元にある資料で見ますと、体育館かどうかははっきりしないんですけども、長洲中学校と宇佐中学校が他の小中学校の利用回数よりももう少ない状況です。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)済みませんね。私の認識不足で、私が宇佐中学校と長洲中学校の体育館は一般利用がされてないということを聞いてましたんですけど、もう今は一般開放されているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  一般開放といいますか、利用はしていただくようにはしてるんですけども、どうしても学校行事が優先になっておりまして、一般市民が申し込みをしても、どうしてもダブったりするということで、利用されてない状況じゃないかと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)例えば、課長も和間なんですけど、長洲中学校の体育館の利用料と和間小学校の体育館の利用料は同じですか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  同じと思います。(「思いますですか」と呼ぶ者あり)大変申しわけありません。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)市民サービスの立場から、値上げ、上げれっていうことは、私はちょっと言えないんですけども、和間小学校の体育館と長洲中学校の体育館はもう施設的にかなり違うし、もう電気も違うんですよね。そこらあたりの見直しを僕はやってるって、長洲中学校の国体使用から一般開放に向けて具体的な検討がなされてるっていうことを聞いたんで、利用料も含めてですね、聞いたんですが、その辺はもう全部整理できているんですかね。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  検討されているかは、私のほうでちょっと認識しておりませんので、課のほうで改めてどういう状況になっているか調べてみたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)文教委員会の中でもありますんで、そこで詳しい資料を委員の皆さんに提出。何が言いたいかっちゅうと、やっぱり、中学校、長洲中学校は特にすばらしい施設なんで、学校側としては、特にあそこは女子のバレーが盛んなんで、学校行事が優先するのは当然なんですけどね。やっぱり、休みのときの午前中とか午後とか大会をやりたい部分で、一般開放を望んでいる人が多いんで、利用料もですね、小学校の小さい体育館と中学校の体育館は、ここは格差があっていいんじゃないかと。それでも利用したいっちゅう部分は、積極的にきれいに使うという条件で、そういった部分が検討されるべきだと思うんで、ぜひ、委員会の中でまた答弁をお願いしたいというふうに思います。  それから、小学校、中学校、高校、一般の趣旨、目的という部分についてですが、生涯学習課長になると思うんですが、スポーツ少年団、特にサッカーと野球が宇佐市で当てはまると思うんですが、チーム数とかそういう部分については、何っちゅうかね、把握されていますかね。 ◯議長(浜永義機君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(藤花幸一君)済みません。登録をしていますんで、ちょうどきょう、きょうじゃないけど、何日か前が締め切りだったんで、決済として見たんですけど、二十何チームで、具体的な細かい数字まではちょっと覚えておりません。申しわけないです。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)中学校の部門に入ります。  これは学校教育課長になると思うんですけど、課長も指導者としては実績を持っているし、かなり強いチームを育ててきたんですが、今、少子化によって中学校、特に中体連のあたりで、予選もできない競技があるということで、宇佐市の中で、中学校の中で、合同チームがつくれるっちゅうことを聞いたんですが、そこらあたり、どういう解釈をされてる。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。
    ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。  中体連の規約によりまして、近隣地学校との合同チームはつくれるようになっております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)課長、その分野は特に専門的ですけど、課題があると思うんですよね。やっぱり、競技をするには競技力の向上と、中体連でやっぱ宇佐市の代表として勝ちたいという部分があるんですけども、今後、そういった取り組みについて課題というか、課題と目標とかいう部分があれば聞かせていただきたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  課題といたしましては、やはり、宇佐市にチームがないわけですから、外の市とかの練習試合等につきましては、やはり、生徒の移送等についての課題等があると思いますし、特に小さな学校におきましては、合同チームをつくるにいたしましても、通常の練習等を行う手だてというのも必要になってくると思います。  それから、目標につきましては、小さなチームでありましても、やはり県レベルの大会に参加をいたしまして、自分たちの日ごろの練習等につきまして成果を、そういう県のレベルでの成果を確かめていくというのは、やはり、それからの子供たちのスポーツ、あるいは学校生活における自信にもつながっていきますので、そのような目標を持って行っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)中学校の部活動っちゅうのは、特に文武両道ということが基本であろうと思います。質問の趣旨はですね、再び名前を出して悪いんですけども、木下議員から、以前からもうしつこく言われてたのは、課長と私の共通の種目であるバスケットボール、木下議員のお孫さんが特に優秀な選手でですね、宇佐市に受け皿がないということを言われて、何とかならんのかということが、この質問の趣旨やったんだけど、きのう、木下議員は自分の、当事者ですからなかなか言えないんで、ぜひ私に言ってくれっちゅうことで。今の課長が、北部中学校におっちょったら北部に行ったらいいなっちゅうことは言ったんですけどね。特に種目を限って言うわけではないんですけども、特に長洲中学校の場合も、女子のバレーで引き受けてると。そういった学校の受け皿も難しいだろうし、特に教員が、やっぱり部活を持つっちゅう今の学校現場を見ればですね、非常にまあ、大変な部分があろうと思うんですけれど、そういったことを両立する部分でね。何か課長が就任されて、こういったことができるんじゃないかていう、もし、思いがあれば、ちょっと聞かせていただきたいんですけど。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  具体的なことにつきましては、それぞれの学校の事情もありますし、それからチームの、競技によっても違うところがあると思いますので、そのことにつきましては、具体的なことが要望等ありましたら、当該校の、やはり、基本的にはやっぱり当該校の校長先生の判断だろうと思います。それをどのように教育委員会として支援していくかというのは、具体的なことが出ましたら考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)当然、保護者の支援も必要でしょうけどね、でも、やっぱり、子供を中心に考えれば、スポーツ少年団で学んだ自分のスポーツを、中学校でも高校でもずっと目標を持って生かしていきたいという受け皿づくりは、市の行政の課題だろうと思うんで、ぜひ、中学校の段階で検討していっていただきたいと思います。  生涯学習課長、ぶしつけな質問ですけど、スポーツでプロとアマチュアがありますよね。アマチュアとプロの違いが、今の社会の認識の中でどういうふうな区分けをしたらいいかという、課長の感覚でいいんですけど、答弁できますか。 ◯議長(浜永義機君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(藤花幸一君)お答えします。  私、基本的にスポーツのほうが余り得意じゃありませんで、運動音痴といいますか。テレビなんかで拝見する範囲では、垣根がなくなったなという認識は持っています。その程度でいいでしょうかね。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)私もそういう認識があるんですね。オリンピックにプロが参加できるというオリンピックのよさがなくなったのかなという。今回、服装で問題になりましたスノーボードの国母選手ですかね、教育委員会全体にかかわることなんですけど、彼は決して僕は悪いとは思わないんだけど、あれが今の社会全体を象徴しているんかなということで。この前、長洲中学校で発信したのも、既に学校現場で生徒たちに意見を聞いたと。彼はもうプロなんですよね。プロっちゅうのは、その競技に対してもお金をもらうという、いわゆる専門職ですよね。で、やはり、同じ年代で、僕はセミプロと思っているんですけども、企業が抱えて、午前中仕事をして午後から競技に専念するという、そういった部分はね、教育委員会全体の問題だと、教育長、思うんですよ。だけ、どこらあたりで、まあ、小さい小学校の卒業式とかに行って、将来の目標と書けば、必ずプロのサッカー選手、プロ野球選手と、やっぱ、少年団に所属してやってる子供たちは将来の夢を書くんですよね。  そこらあたりでね、私は一番大事なことは、スポーツの人間づくりに一番大切なことでありますけども、アスリートを育てるっちゅうのも一つの手段だろうと思うけども、高校まで行けば、ある程度の、やっぱ、持って生まれた身体能力とか技術とかあろうと思うんですよ。  そして、やっぱり、それを見きわめる指導者、先生たちの相談相手。高校で、ある程度優秀でもですね、社会人で、社会人のチームでやれないという部分でね、どこかで私は教育っちゅうか、そういったスポーツの将来にわたっての、プロはこういうもんだよと、アマチュアはこういうもんだよと。で、そういったプロに学ぶ、アスリートに学ぶことも大事だけども、働きながらスポーツをして、余暇の利用の中で自分の特技を生かしたり、趣味を生かしたりという部分が、今の教育のどの段階かっちゅうと、やっぱ、義務教育の段階だと思うんですよ。  だけん、私はどの段階だというふうには思わないんですけども、意見は持たないんですけど、一般的にいえばですね、中学校の段階で、やはりそういったスポーツそのものに対する分と、勉強そのものに対する文武両道の時期が一番大切だと思うんですよ。  そういった教育の現場の中で、そういった一つの事業として、こういった部分は取り組めないんですかね。 ◯議長(浜永義機君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)義務教育の間のスポーツといたしましては、小学校のスポ少や、それから、中学校での部活動、それから、社会体育等の機会がございますが、学校現場における部活動につきましては、斉藤議員の御指摘のように、スポーツの技能を高めるだけではなくて、やっぱりルールを守ることや心を鍛えること、仲間を大事にすること、それから、自分を伸ばしていくために努力をしていくことなどを学ぶ場でありますので、競技スポーツとは、やっぱり違う意味があるんではないかと考えています。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)質問の趣旨はそういうことですから、教育委員会全体としてですね、スポーツとプロとアマチュアとか、そういう部分の教育をどの辺でしたらいいのかっちゅうのも、ぜひ検討していただきたいと思います。  四点目の、市長が答弁いただいた西川選手みずから観光大使を継続するということなんでありますけども、市長は県の職員出身ですけども、サンフレッチェ広島というのは、大分でもキャンプをしていた時期がありますよね。だから、私は、一つ提案なんですけど、せっかく広島というチームで。特に宇佐市も戦争の遺跡で今文化財として残しています。広島市というのは、被爆でいつもテレビに出ているわけです。私たちは、浜永議長を先頭にですね、そういった被爆地の問題で表敬訪問に行ったことがあるんで、広島という部分、行政としてですね、この際、平和友好都市、それに加えてですね、平和友好観光大使っちゅう命名といいますか、そういったことも広島とね、ちょっと向こうは市が大きいわけですけど、政令指定都市になりましたけども、そういう共通、平和を追求する市として、議会一体となってやっていますから、そういった友好都市についてもですね、今後、検討していただけないかなという思いがあるんですが、その辺は。もし、ここで思いがあれば。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、広島市とはですね、平和友好宣言との関係、被爆地との関係、近代の戦争遺産との関係でですね、いろんな関係があると思います。ただ、今、西川選手が行って間もないですし、西川選手は当然、宇佐市の観光大使を引き続きやっていただけると、クラブも問題ないということでございますので、今後ですね、どのような形でですね、西川選手に御活躍いただけるような場をですね、設定できるかがですね、ちょっと、今まだ具体策が今持っておりませんので、ちょっと今後の研究課題にさせていただきたいと思います。議員、今、御提案のような点もですね、非常にいいアイデアだと思いますので、そういうのも含めて、ちょっと検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)チャイムがなりましたが、あと六分ほどありますんで、続けさせていただきます。  広島の東洋カープの監督もですね、大分の鶴城出身の野村になりましたんで、大分とは深いつながりがあると思うんで、ぜひ、そういう検討だけでもしていただきたいなというふうに思います。  二項目めの農政の問題です。  一、二点、まとめてですけども、昨年の暮れですね、農政課長、麦が一斉に急にまかれ出したんですね。私も海岸のほうに二町二反ほど休耕、来年休耕の田んぼを持っていて、全然つくってなかったのに急につくり出したと。というのが、麦作付で一万五千円の補助金が出るっちゅうことが、ちょっと情報収集がおくれたっちゅうことで。そういった部分でね、今、先ほど広岡議員が言われました法人も含めて農事組合、認定農業者の中でね、個々にやっぱ、考え方とか意見が違うんですよね。ぜひですね、情報の一本化というか、農事組合なら、この人に聞いてくださいという、例えば、和間であれば五つぐらい農事組合あるんかな、法人を含めて。ある説明会に行ったら、県に直接わしは電話したとか、その農事組合の中の組合員でありながら、やっぱ、トップを飛び越してね、自分の耳で聞かなければ気が済まない人もおるんだけども、そういった、例えば市とか県に行っても、宇佐市のどこの農事組合ですかっち聞いたら、そこに責任者の名前が書いて、この人にという情報の一本化をぜひしてほしいんですよ。でないと、もう私自身もいろいろ聞かれるんだけども、わかりませんとも言えませんし、何か違う説明をしても悪いかなと思うんで、ぜひ情報の一本化を、もうこれは今後の検討課題としてお願いします。  それから、三点目の農業機械についてですけども、今、免許の返納制度は農政課の担当ではありませんけども、普通免許をなかなか高齢者が返納しない。農家の皆さんの中ではね、小型特殊免許が要るんですよね、トラクターでも。で、そこらあたりで、多分、免許の更新時に普通車から小型特殊に落とすことができるんですよね。それは、ぜひですね、総務課の担当になるんかな。説明して、そういったことが返納制度でサービスが受けられますよね。そういった部分を横断的にね、ぜひ検討していただきたい。  トラクター免許を返納すれば、自分の農業はできなくなるわけですから、そういった部分の検討をぜひ農政課と総務課ですかね、お願いをしたいと思います。そういったやり方もあるんじゃないかなというふうに思います。  五項目めの成人式の問題ですが、答弁の中身は十分わかるわけですよね。服装も自由にしているという答弁なんですけど、私は、出れない対象者は、経済的な理由ちゅうと、やっぱり百人おっちょって、九十九人が着物を着てですね、一人洋服で出れんかって、当事者と、去年も、昨年も僕は一人と話したんですけど、その勇気っちゅうか、着ないなら出らんほうがいいちゅう、そこらあたりでも、私は課題を問うたつもりなんですけど、担当課は。 ◯議長(浜永義機君)生涯学習課長。 ◯生涯学習課長(藤花幸一君)生涯学習課長の藤花です。  再質問にお答えいたします。  今回の分についても、和服でない人が三人ぐらいおったんやないかなというふうに思います。決して和服に、我々とすればこだわるつもりはありませんけども、親御さんとか本人にとっては、一生に一度ものですから、逆にこういうときにしか着らない子もいるみたいですから、そういう意味では、そのことも尊重せなならんかなというふうに思いますし、極端な言い方をすれば、それに補助をしろみたいな部分もあるんかなというふうに思いますけども、残念ながら、今の中では厳しいかなというふうに思っております。  十分、認識についてはあります。 ◯議長(浜永義機君)十七番 斉藤文博君。 ◯十七番(斉藤文博君)最後の発言になろうと思うんですけど、市長ね、成人式っちゅうのは夏もやっているとこあるんですよね。だから、宇佐市だけで取り組むんじゃなくて、高田も冬やっているんですよね。もちろん、経済的に出れない成人者だけじゃないです。正月に帰れないという。夏にですね、また合同で、やっぱり、ゼロかもしれません、希望者は。ただ、私、やっぱ、そういう機会を一回でも設けてですね、夏の成人式もやりますよと、ただ、高田と合同で。それはもう盆の中日の十四日でもいいし、お盆の時期が一番最適かな。一回でもね、そういった企画をやっぱり取り組んでみて、そこで希望者がなければゼロですけど、どうしてもやっぱり、かわいそうっちゅう言い方は悪いんだけども、私たちの気持ちとして、子供を持つ親としては、そういったことを希望して終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で斉藤議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  再開は十三時十分とします。                    休憩 午後零時〇七分                 ──────────────                    再開 午後一時十二分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)二番 公明党の中山でございます。一時間かからないと思いますけれども、どうか午後のひととき、おつき合いのほど、よろしくお願い申し上げます。きょうは、外は冷たい雨がしとしとと降り続いております。景気の底冷えとともに、異常な寒さを感じるのは、私だけでありましょうか。そういう思いの中で、数点にわたって質問をさせていただきます。  入る前でございますけれども、先日、ある本を読んでいたら、感動的な言葉を見つけましたので御紹介をしたいと思います。実は、忠犬ハチ公の話でございます。飼い主が急死後も帰りを待ち続けた忠犬ハチ公の話でございますけれども、その犬ハチが七十五年前の昨日、三月八日死んだと知りました。そして、話が飛びますけれども、話の舞台をアメリカに移して、そっくり再現した映画「HACHI約束の犬」を見たことがございます。ハチの最後のシーンを覚えておりますけれども、飼い主もなく、すっかり年老いたハチは、その日も同じ場所で主人を待っていた。降りしきる雪、体を横たえ、目を閉じたハチは夢を見る。主人が帰ってくる光景。そして、主人との楽しい日々の夢でございました。その中にあった川崎洋さんという詩の中に、その方が出した詩集に「ほほえみ」という詩がございました。ビールには枝豆、カレーライスには福神漬け、夕焼けには赤トンボで始まり、ほほえみにはほほえみで終わる。そんな日々でありたいと思うきょうこのごろでございます。  それでは、通告にしたがって、最初の質問をさせていただきます。  まず、すべてが市政一般についてでございますけれども、一番、三月末から四月初めの土曜、日曜の開庁のことについてお聞きします。  二番目として、宇佐市の人口に対しての職員数をどのように考えているかお尋ねをします。  三番目、老後の暮らしの柱となる年金制度について、年金を受けられない無年金者や少ない年金しか受けられない低年金者がふえているが、行政としてどのような対応をするつもりなのか、お尋ねをします。  四番目として、今や四万を超えるという日本のNPOですが、公共サービスでの地域協働の担い手として期待も高まっております。行政側からのバックアップをどのように考えているのか、お尋ねをします。  続きまして、緊急雇用対策についてでございます。  あらゆる政策を総動員すべきであると思うが、市長の見解をお伺いするものでございます。  最後に、農政問題についてでございます。  米粉の研究、開発はどこまで進んでいるのかお尋ねをします。また、試作田等は考えておられるのか、お尋ねをします。  最初の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、中山議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長、是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えをいたします。  六項目め、農政問題についての一点目、米粉の研究開発はどこまで進んでいるのかの御質問です。  米粉につきましては、近年、米消費量が食生活の多様化等により減少し続けている中で、小麦価格の高騰などを受け、小麦粉の代替品としての国産米粉が脚光を浴び、米粉を原料とする食品への関心が高まっております。  国においては、今年度水田フル活用元年と位置づけまして、食料自給率の向上、現状四一%を、十年後には五〇%にしたいという目標でございます。そのための切り札として、米粉用米等の本格的な取り組みを開始したところであります。  昨年の七月には、米粉用・飼料用等への利用を促進するための恒久対策として、「米穀新用途利用促進法」が施行されました。米粉用米の生産が本格化する中、米粉生産の普及定着のための課題も多く、小麦粉との価格差の縮小や消費者になじむ、よりおいしい米粉パン、あるいは新しい食べ方の開発など、輸入小麦にかわる新たな価値をどうつくり出していくかが課題となっております。  また、商品化に際し、食味、食感がよいことはもちろんですが、収量が多く、低コストで栽培できる加工用等に応じた品種の選定が求められております。  このような中で、米粉の専用品種につきましては、これまで国において多収米品種比較や加工適性試験等の研究を行いまして、大分県においては、「ミズホチカラ」と「タカナリ」の二品種を米粉用品種として試作をしておりまして、今年度は日田市において現地栽培特性比較試験を行い、さらに、県学校給食会との連携で、加工適正試験を三月までに実施する予定であります。  市といたしましても、今後、食品メーカーと実需者が求める加工適性品種について注視するなど、米粉に関する情報収集に努めてまいりたいと考えております。  また、平成二十二年度の宇佐市六次産業創造推進事業の取り組みの中で、一般市民へ米粉料理の普及拡大を図るため、米粉料理インストラクター養成講座を開設いたしまして、認定者を各地域団体が行う料理教室へ講師として派遣を行う予算を計上しているところであります。  二点目の試作田につきましては、県において二十一年度で栽培特性試験が終了し、二十二年度は低コスト栽培実証試験を計画しております。なお、宇佐市独自の試作田は予定をしておりません。  以上で、私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの市政一般についての一、二、四を総務部長 末弘計夫君。 ◯総務部長(末弘計夫君)総務部長の末弘です。  二番 中山議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、市政一般についての一点目、年度末と年度初めの休日開庁の件でございますが、本庁につきましては、三月最後の土曜日と日曜日及び四月最初の土曜日と日曜日、支所につきましては、三月最後の日曜日と四月最初の日曜日に転出者及び転入者のための休日窓口を開く予定でございます。  次に、二点目、人口に対する職員数についてですが、平成十七年の合併時の職員数は、八百二十人でしたが、行財政改革プランに基づき、定員管理の適正化に努めてきた結果、平成二十二年四月で六百九十人となり、合併後、百三十人の削減となる見込みであります。この人数は、自治体の適正な職員数水準を判断する上で一つの指標となる類似団体別職員数に基づく適正水準に、あとわずかで達するものと考えています。  次に、四点目、今や四万を超えるという日本のNPOですが、公共サービスの地域協働の担い手として期待も高まっています。行政側からのバックアップをどのように考えているかについてですが、宇佐市においては、NPO法人格を取得したNPO団体は十三団体、社会福祉協議会が事務局である宇佐市ボランティア連絡協議会に加盟しているボランティア団体が五十一団体、その他積極的な活動をしているNPO団体が十五団体ほどあることを把握しております。  また、NPO組織間の連携による活性化を図るため、民間が宇佐市NPO連絡協議会を組織し、行政との協働事業を実施していることは、県下でも先進的な取り組みとして評価をされています。  行政側からのバックアップとして、人的支援と財政的支援の二面からの支援を行っています。人的な支援につきましては、現在、市とNPOとのそれぞれに担当者を置き、協働に向けた協力体制を確立しています。  財政的な支援としては、宇佐市がんばる団体応援事業と、宇佐市周辺地域元気づくり応援事業の二本立てによる団体補助を実施しており、多くのNPO組織に活用いただいているところであります。  また、協働のまちづくり指針と地域コミュニティビジョンをもとに、協働のまちづくり行動計画、これは仮称でありますが、を策定中であり、より具体的にNPOや地域コミュニティ組織と行政との役割分担や協働体制を確立させていくことで、ともに理解と協力による協働のまちづくりを積極的に展開してまいりたいと考えているところであります。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、同じく一項目めの三を市民生活部長 秋吉 卓君。
    ◯市民生活部長(秋吉 卓君)市民生活部長の秋吉でございます。  二番 中山議員の一般質問にお答えします。  一項目めの三点目、無年金者や低年金者への対応についてですが、御承知のとおり、年金事務については、平成十四年度より加入勧奨、収納等の事務が国に移管されたことに伴い、市は法定受託事務である資格取得等の届出書、免除申請、老齢・障害等の裁定や未支給年金の請求書の受付、年金事務所への異動報告などを行っております。  また、年金相談や広報誌による年金制度の周知、年金特別便名寄せへの情報提供や協力などを行い、国が管掌する国民年金制度の円滑な運営のため、効果的な事務に努めているところです。  無年金者、低年金者につきましては、現在、国において将来の無年金、低年金の発生を防止し、国民の高齢期における所得の確保をより一層支援する観点から、年金制度の改善等を図るために、法改正が議論されておりますので、その動向を注視しているところであります。  今後も、適切な相談業務を行うとともに、年金制度の周知に努めてまいります。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、同じく一項目めの五を、経済部長 信国和徳君。 ◯経済部長(信国和徳君)経済部長の信国です。  二番 中山議員の一般質問にお答えいたします。  一項目めの五点目、緊急雇用対策についてですが、本市においては、市内の雇用促進を図るため、平成二十一年度より緊急的な雇用対策として、ふるさと雇用再生特別交付金事業と緊急雇用創出事業に積極的に取り組んでいるところです。  平成二十二年度については、ふるさと雇用再生特別交付金事業の十事業、二十二名の雇用が継続して実施されるほか、緊急雇用創出事業では、これまでの八事業、五十三名の雇用に加え、介護関係、環境関係、中小企業支援関係、六次産業化支援関係などの事業を新たに県へ認定申請しているところであります。  緊急雇用創出事業につきましては、これらの事業がすべて認定された場合は、合計で三十事業、八十七名の雇用者が平成二十二年度中に実施される見込みとなっております。  また、企業向けの対策としては、民間事業所の活力向上と、雇用機会の確保を行うことで、雇用促進が図られるよう、民間事業所への経営改善指導専門家派遣事業や合同就職面接会の開催事業などを実施していまいります。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず初めの土日の開庁でございますけれども、日程確認をさせていただきますけれども、本庁が三月二十七、二十八、四月三、四、支所が三月二十八日、四月四日ということでいいんですね。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)行財政推進課長の原田です。  中山議員の再質問にお答えしたいと思います。  おっしゃるとおりでございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)これを市民に周知徹底するために、これはたしかホームページから引っ張ったと思うんですけども、行政としては広報とかそういうのに載せるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)お答えいたします。  広報等で十分お知らせする予定にしております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)どうぞ、市民によくわかるような周知徹底をして、ぜひいただきたいと思います。  本来なら、職員の皆さんが休みの日にわざわざ出ていただけるわけですので、なるたけ費用対効果ではありませんけれども、あいているときはなるたけ多くの市民の方に利用していただきたいという思いは、皆さんも私も同じでありますけれども、それはそれとしまして、もう一点、私も以前行ったことがありますけれども、この三月、四月、何かと気ぜわしい時期に一時間開庁を延長していただくというような問題も、いつか言ったような覚えがありますけれども、こういうことは、よく部課長さんたちは会議をされておりますけれども、そういうことは話題に上ったことはありませんか。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)お答えいたします。  そのほうも検討いたしました。宇佐市の場合は今回で三度、この土日開庁については三回目でございます。皆さんがもうそのような形で周知しておりますので、平日の延長より土日のほうが好ましいかと思われて判断いたしました。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)本庁で四日間という、実は、私はあんまり他市と比較してというような論法は本来好きではないんですけれども、中津等は一時間延長やっていただいてるというような話も聞いたことがありますし、四日間で納得するという皆さんの、一時間延長に一番のネックになっている事象、事柄は何だとお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)お答えいたします。  平日の延長ですね。まあ、民間とか公務員もそう、学生もそうなんですけど、平日の場合はもう通常五時で終わるという判断をしておるというか、そういう常識の上に立ってですね、いますので、ただこれが昔から、じゃあ、宇佐市が六時までの延長時間でやっていると、そういう認識があればそうなると思うんですけど、先ほど申しましたように、宇佐市の場合は、土日があいてるよというような周知ができておりますので、そこら辺で判断しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、私がいただいた市民相談の一件で、納税、税金を納める日にちが金曜日の午後五時までという方がございまして、その金曜が納期限だったわけですけれども、自分の会社をやめて、急いで飛んで行ったら既に閉まっていた。そして、何とか、なかなか平日には抜けれない人だったけれども、月曜日の日に税金を持って行った。と、そのときに、督促じゃない、延滞料をとられたということが事実ございまして、そこの一時間というのは、非常に私は貴重な一時間ではないかなと思うんですけれども、この一時間延長論、私は素人的に考えてみると、一番のネックは、労働組合との折衝、そういう、私の一般的素人考えですよ。ではないかなと思うんですけれども、それはどんなもんなんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(筒井道雄君)総務課長の筒井でございます。  お答えをいたします。  これまで平日の時間延長についての議論を労組としたことはございませんので、そこが最大のネックという認識は今のところございません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、私、労働組合とどなたが折衝されるかわかりませんけれども、ある議員から言われたこういう問題を労働組合に提起していただけるのは、どなたなんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(筒井道雄君)お答えをいたします。  当然、宇佐市長でございます。ただ、労組との問題という部分についてが余り前面に出ると、本来、業務を行うのは労組が行うわけではございませんで、執行といいますか、市が行うものでございますから、そこは主体的にやろうとすれば、当然、必要な部分についてはやらなくちゃなりませんし、現在、そこが本当に大きな問題かどうかというのは、行革等が詳しく精査をして最終的な結論を出したところで我々は判断していきたいと思いますから、執行の責任でやってまいりたいというふうに思っておりますので、御理解のほどお願いいたします。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)はい、よくわかりました。  総責任者は市長さんでありますけれども、市民の中にはそういう思いの方も多くおられるということを、当面はお知りおきいただきたいというふうに思います。  続きまして、人口に対しての職員数の問題でございます。  事前に、調査しておりましたところ、人口、宇佐市は人口が約六万人としまして、職員数、現在、七百十人、そのうちに消防本部職員が九十一人、そして、勧奨を含める、つまり早期退職者も含めた退職者が今年度三十六人、そして、四月一日、四月付で新規採用の方が十六人ということで、六百九十人という計算になりますけれども、これで計算間違いがないですかね。 ◯議長(浜永義機君)総務課長。 ◯総務課長(筒井道雄君)はい、お答えいたします。  間違いございません。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、一月の中ごろだったと思いますけれども、平政会の先輩議員の方たちと佐賀県のほうに行政視察に行きました。武雄市というところに行ったんでございますけれども、ここの市長さん、樋渡啓祐さん、三十九歳の方が市長なんだそうであります。三十五歳のときに初当選して、ことし四月は改選をされるということをお聞きしております。人口が五万一千五百五十六人に対して、職員数が四百三十四人という数をお聞きしました。もちろん、それプラス消防本部職員がございます。これが二百九人、二百九人といっても、広域圏組合をつくっている、近隣の三市四町で広域圏組合をつくっているということをお聞きしました。計算をすると、市民百六人に一人という計算になります。  恐らく、皆さんは、適正人数は百人に一人が適正であろうと、行政の方は思われておりますけれども、現在、先ほど言いました宇佐市、人口が約六万人、職員数が現在七百十人でありますけれども、そのうちに消防本部職員が九十一人ということでお聞きしました。この、何というかな、ネックではないんですけれども、消防本部、実は絶対に市民の生命・財産を守るという観点から、絶対なくてはならない方たちではありますけれども、数年前、私が議員になる前に、この宇佐市にも広域圏組合という話があったとかなかったとか、そういう話、私が議員になる前でございますので、うつろにしか聞いておりませんけれども、そういう話は実際にあったんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)消防長。 ◯消防長(眞砂文雄君)消防長の眞砂でございます。  再質問にお答えいたします。  過去には、そういう話があったと聞いております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)現在はどのような、それとも立ち消えなのか、徐々に進行しているのか、そういう経過というか、そういうのはわかりますか。 ◯議長(浜永義機君)消防長。 ◯消防長(眞砂文雄君)消防長の眞砂です。  お答えいたします。  国の消防庁の方針では、消防の広域化という部分が示されております。それに基づいて、県のほうからはそれぞれの今、消防本部はありますけれども、その中で県からそういった説明をそれぞれ消防本部にしておりますけれども、なかなか実情はそれぞれの消防本部でなかなか事情が違うということの中で、御存じだと思いますけれども、大分市がその話から抜けていると。大きなところが抜けるとなかなか、ほかの中小の部分だけでは、その効果が出ないというところで、今は、消防長会の中では話が進展してないというのが現状です。  ただ、国の方針に沿って、県もいろいろ説明しておりますし、我々もその説明を聞きながら、今後、いい方向で行きたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、これは私が先輩議員から聞いたことでありますけれども、私が議員になる前、高価な消防自動車を入れた、金額は一億二千万、何かそういう金額だったというふうに聞いておりますけれども、それを購入するに当たって、広域圏組合が将来はそういうふうにやるという約束のもとに、消防自動車を入れたというふうに聞いておりますけれども、そういう事実を知っておりますか。 ◯議長(浜永義機君)消防長。 ◯消防長(眞砂文雄君)お答えします。  私が知る範囲では、宇佐市消防本部の中で使用するというふうに聞いております。そういう広域のときに使うんだということじゃないというふうに認識しております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)現在は、宇佐市の財政から消防署職員もお給料をお支払いしているというのが現実ですね。実は、市長にお尋ねしたいと思いますけれども、そういう広域圏組合の働きかけを、私は宇佐市がするべきじゃないかなと思っておりますけれども、市長はどのようなお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)中山議員の再質問にお答えいたします。  消防の広域化なんですね。あの、県のほうはですね、デジタル化の対応ですとか、将来の消防のコスト的なものを考えますと、広域化したほうがいいのではないかということでですね、消防法の改正もありまして、消防の計画をつくる中でですね、県としての方向性を出したわけですね。そのときの考え方は全県一本という考え方だったんです。  ところが、国のほうは大体、人口三十万ぐらいで一つずつぐらいでどうでしょうかというようなお話だったけど、県の場合は全県一本で行こうというような考え方だったわけです。  ところが、大分市は人口、既にもう四十七万ありますし、大分市は国の要件からいうと、十分、自分のところ単独で満たしているので、県のそういう考え方には入りたくないということになりまして、別府市もそうであると、ちょっと離脱したいということになりまして、そうするとなかなか話がまとまっていないというのが現状であります。  結局、問題なのは、例えばデジタル化とか、先ほど言った消防のはしご車ですとか、そういうコスト面では、確かに広域行政としてはすぐに効果が、すぐ発揮できるんですけども、一方でですね、例えば、百十九番の電話番号を通報したときに、通信指令がだれが受けて、どういうふうに出動させるかということになりますと、なかなか地域の実情に応じた方がすぐ対応しないと、行き損なえると。例えば、この辺の人が佐伯の奥のほうのですね、とか、竹田の奥のほうとかいう形の地名をぽんと言われてもですね、すぐにどっから、どこに配備されている消防車をすぐ行けということになるのかが非常に難しいということですね。指揮命令系統で不安があるというようなことは、私、中津のときもそういうふうな形だったわけです。  特に、ここら辺は県境のほうにも中津、宇佐はもう近いですし、いろんな形のですね、問題点がありまして、県下の中でもなかなかそういう論点整理がですね、合意形成がなかなか今、難しいという状況と伺っております。  したがって、今の消防長が答えたとおりですね、今、そういう状況にありますので、私もちょっとそういう全県下でですね、一本がいいのか、ちょっと個別に分割していくのがいいのかですね、ちょっと今図りかねているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)確かに、さまざまなネックがあることは、私もよくわかります。ただ一つ、市民からすると、先ほどの消防自動車じゃありませんけれども、年に数回しか出動しないような消防自動車がでんとある。年間の維持費だけでも大変な金額になるというようなことは、素人でもわかります。近隣の市町村も、ああ、宇佐市がああいうすばらしい車を持っていると、そういうことで、こちらから話をすれば、もちろん、前提としていろんなネックもありますけれども、話ができない話ではないなというような、これは私の素人考えでありますけれども、そういうふうに思います。  その点はいいです。  続きまして、今、職員の皆様、市長を初め、行財政改革に取り組んでいるわけでございますけれども、実はこの武雄市、それと、何やったかな、鳥栖市、ごめんなさい。鳥栖市が行財政改革に取り組んでいるというようなことを、一目でわかるような事実がございました。ちょっと資料をなくしました。  今、どの自治体も財政は非常に厳しいというのは、何人も御存じだと思いますけれども、なかなか市職員、市長を初め市職員が先頭になって頑張っている姿がなかなか市民にはそういうふうに写ってないというのが現実であります。これは、先ほど言いました行政視察に行ったときの、ほんの小さなささいなことでありますけれども、おっ、頑張ってるなということを、一目で気がついたことがあります。これを市長と経済部長にちょっと回していただきたい。  実は、たかが名刺、されど名刺ということで、今、名刺を回していただいております。私が向こうの市の職員から渡していただきまして、おお、頑張ってるなということを、一目で気がつきました。再生紙とか、ある意味はカレンダーの裏を名刺がわりとして利用している。こういうところに市民は共感を持つし、おっ、宇佐市も変わったなということが、ささいなことではあるけれども、本当に一番目につくことではないかなというふうに思います。  今、市民の多くは、なかなか行政に対して褒めることはないかもしれませんけれども、市民サービスの低下にならないように、行財政改革に取り組むのが執行部の使命であるし責任であると思います。これについて端的な答弁お願いします。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。
    ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)はい、お答えいたします。  もう議員が御指摘のように、最低の経費を使って最大の効果を上げるような行政サービスを進めていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、この先ほどから言っております武雄市、この市長さん、自分でいいと思いついたことは即行動に移すという方なんだそうでございます。佐賀といえば「がばいばあちゃん」で有名でありますけれども、市長がプロデュースして映画をつくっている。そして、それを多くの人たちに知らしめるというか、武雄市を宣伝する。そういう先頭に立っております。  実は今、回していただいている名刺でございますけれども、恐らく市の職員、ほとんどの方が名刺をお持ちだと思いますけれども、その名刺の裏は、ほとんど何も書かれてない、印刷されてないという方が多いかと思いますけれども、その名刺の裏にネーミングライツ、つまり、企業広告等を載せるというようなことは、これは可能なんですかね、不可能なんですかね。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(樋田 悟君)企画課長の樋田です。  再質問にお答えします。  ネーミングライツについては、今、市もいろいろなところで取り組んでいるところでありますが、名刺については、みずからが必要である職員については、みずからのポケットマネーでつくっているというのが実情でございます。  御指摘の名刺の裏にそういう広告を載せるというのは、公的な形の広告になると非常に厳しいとこはあると思います。しかしながら、検討する余地はあるかなと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)私もいろんな法の縛りがあるんではないかなというようなことを危惧しておりますけれども、とにかく、宇佐市を沈没させないために、皆さんが力を、また、能力を最大限に発揮して頑張っていただきたいと思います。  これは通告にはありませんけれども、私たちはよく体力の限界等を感じて、これ以上やるとだめだ、もう持たんということを感じることがありますけれども、ここはお二人に、市長さんと経済部長さんにお聞きしますけれども、それぞれの方がそれぞれ、自分自身は百の力を持っていると。百の力を持っていると。もうこれ以上やるとだめだっち思ったときに、それぞれがどれくらいの力を出していると思われますか。難しい。 ◯議長(浜永義機君)通告外ですから、中山議員、要望でいいですか。 ◯二番(中山実生君)うんうん、端的にいいです。(「私、いいましょうか」と呼ぶ者あり) ◯経済部長(信国和徳君)私は百を超していると思います。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)経済部長から堂々と答えていただきましたけれども、これは私が医学博士でもあるスポーツドクターでもある人から実際に聞いた話であります。それぞれが百の力を持っている。これ以上だめだっち思っても、その人が発揮している力は、その人の持っている二〇%から三〇%なんだそうでございます。まだ、実際は余力が七〇から八〇%は残存、残っているというようなことをお聞きしました。  だから、限界のまだ向こうには力がある。よく、火事場のばか力とかいうようなことを聞いたこともあろうかと思いますけれども、そういう力が出るのも、その残った部分で力が出るというふうにお聞きしました。  行政として、先ほど来、百分の一とか、そういうことを言っておりますけれども、市職員はどこまで切り詰めることができるのか。普通でいうなら、六万市民に六百人が普通ですけれども、大きな声じゃ皆さん、言えないかもしれないけれども、どこまでなら落としても、削減しても市民に支障を来さないというふうにお考えですか。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)はい、お答えいたします。  この職員定数につきましては、定まった数はございません。と申しますのは、各市ごとで産業構造とか、例えば市の面積とか、いろんな面が、条件が違ってきますので、その市独自でですね、やはり、適した人数というのを判断していかなければいけないと思っております。  議員がどれくらい少なく切り詰められるかという質問ですけど、当然、それは職員の負担にもなってきますし、また、サービスが行き届かない部分も出てくることもありますので、やはり、そこら辺は適正な定数管理ということを行っていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)先ほどの話に関連してですね、どうも私が市の職員から、あっ、市の職員じゃない、市民の方からよく言われるんだけれども、どうしても市の職員が多いとか簡単に言われます。もちろん、市の職員皆さん頑張っていることは私もよく知ってるし、大変な業務をつかさどっているというようなことも存じであります。  先ほど、ね、二〇%から三〇%の力と言いましたけれども、まだ残存が七〇から八〇あるわけですので、その辺のところを出して、全部出すと燃え尽きてしまうかもしらんけども、その部分を提供していただくと、もうちょっと切り詰めてもできるんじゃないかなというような思いがございます。  今、ことし、来年と退職者が多いというようなことも聞いておりますけれども、そういう中で、自然減に持っていくんではなくして、行政として市民に負担をかけないで、このように行財政に取り組んでいるということを、市民の皆様にわかっていただけるというようなやり方というか、そういうことは最も大事なんではないかなと思います。  ややもすると、行財政改革とは市民サービスの低下に絶対につながってはいけないというのは、私の思いでございます。  続きまして、三番目の問題に行きます。  これも私は、こういう市民相談もお受けしますけれども、無年金者や少ない年金、例えば、月に二、三万の年金しかもらってないというような数がわかるんですかね、これは。 ◯議長(浜永義機君)市民課長。 ◯市民課長(速見圭祐君)市民課長の速見でございます。  御質問にお答えいたします。  そういう段階といいますか、数字で分けた資料はございません。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)大枠ではわかるんですね。 ◯議長(浜永義機君)市民課長。 ◯市民課長(速見圭祐君)お答えいたします。  市全体の総受給者数、また、支給額の総額はデータとしていただいております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、無年金、低年金の方が数多くおられると、私も知っているし、また、そういう人から市民相談もよく受けます。もちろん、二、三万ぐらいでは毎月の生活はできないし、ましてや、無年金だと全く収入がないというようなことで、生活保護へと移行という話も、私もそういう相談に数多く、今まで乗ってきました。生活保護としては、昨今の経済情勢からふえつつあるぐらいなものでなくして、物すごいスピードでふえているんではないかなというふうに、私が推測しますけれども、その辺のとこ、どうなんですかね。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(井上正丸君)お答えをします。  生活保護者につきましては、今年の一月現在で五百四十一世帯、人数、被保護者数で七百四十六名であります。これ、同年次、一年前ぐらいですと、四百八十世帯ぐらいですので、かなり大幅な伸びになっております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)低年金から生活保護へ移行という、そういう話には乗っていただけるというか、そういうのはありですかね。 ◯議長(浜永義機君)福祉課長。 ◯福祉課長(井上正丸君)生活保護の大きな目的としましては、生活に困窮するすべての国民に対して、その困窮の程度に対して必要な保護を行い、その最低限の生活を保障するとともに、その自立を助長するというのが生活保護法の第一条で規定されておりますので、そういった形で保護のそういった相談に乗るようなことになろうというふうに理解をしております。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)恐らく、皆さんも御承知だと思いますけれども、数年来のこの経済の悪化で、生活困窮者が非常にふえつつあるし、また、仕事がない、そういう方も多くおられますので、そういう人たちのために、ともどもに汗をかいていただきたいというような思いでございます。  続きまして、四番目の、今や四万人を超えるという日本のNPOのことでございますけれども、現在、一番、どうも先ほどNPOをやっている人の話を聞くと、もとは、一番もとは、やっぱり先立つものは金ということでございました。私は、素人なりに、NPOとは、本来、国とか自治体がやるべきことを個人で、ある意味ではボランティアのような形でやっているというようなとらえ方をしておりますけれども、こういうとらえ方でいいんですかね。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(樋田 悟君)企画課長の樋田です。  とらえ方といいますか、国、あるいは行政、市を含めた行政がですね、本来するべきこと。これは、このボランティア、NPO団体の活動そのものではなく、市民が必要である、ニーズに合うことすべてに行政が携わっていくべきと、本来考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)きょう午前中にお電話して聞いたんですけれども、今そういういろんな書類等を書いている方とお電話をして聞いたんですけれども、非常に書類等が多いし、いろんな制約があるということをお聞きしました。何といっても一番問題は、やっぱ、ある程度軍資金がないとこういうのは開けないというようなことをお聞きしました。  例えば、申請して認可されるとします。この監督官庁はどこになるんですかね。県なんですかね、ちょっとお聞きします。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(樋田 悟君)議員おっしゃるNPO法人に対する監督官庁、これは法人格を持つということでありますので、監督どうこうじゃなくて、法人格の届出をすれば、一般企業と同じような活動ができる。通常、法人格を持っているのは、最初御答えを市長のほうからしましたとおり、宇佐市においては十三団体であります。  そのほかにも、法人格持っておりませんのでボランティア的、あるいはあらゆる形の集団、団体の中でのボランティア活動をしていただいているということであります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)行政として、認可の団体に、例えば補助金とかそういうことは、現実問題としてあるんですかね。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(樋田 悟君)それも御報告、御回答申し上げましたように、宇佐市としては具体的にこのがんばる団体、あるいは周辺地域の元気づくり事業等で申請を受けて、その申請が通ればその要綱にのった形の補助金を支出しております。  それから、先ほどのこの法人格の団体の認可はどこかということで、これは県知事であります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)県知事ということでお聞きしました。  続きまして、緊急雇用対策についてでございます。  今、雇用問題が深刻でございます。皆様もよく御承知のとおりでございますけれども、仕事がない、ハローワークに何回通っても仕事が決まらない。いつ解雇されるかわからないなど、市民は現実に苦しんでおります。  雇用調整助成金の積極活用による雇用維持、雇用保険や住宅困窮者への対策などのセーフティーネットの強化、医療、介護、子育て分野や環境、農業、観光などの成長分野への戦略的な雇用創出、この三つの柱を軸に、あらゆる政策手段を総動員すべきであるというふうに思います。  先ほど、答弁で二つの事業を言いましたけれども、人数をもう一度お聞きします。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(伊藤一寿君)商工観光課長の伊藤です。  二番 中山議員の再質問にお答えします。  二十二年度事業でよろしいんです、(「はい」と呼ぶ者あり)ですね。ふるさと雇用再生特別交付金事業につきましては、十事業で二十二名の雇用です。  それから、緊急雇用創出事業につきましては、三十事業で八十七名の雇用ということになっております。それは現段階で県に申請している人数なんです。ただ、はっきり現時点ではまだ内定も認可もまだもらっておりません。そういうことです。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)認定が決まるのはいつごろなんですかね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(伊藤一寿君)今、一応予定では内示という格好では、三月の二十日ぐらいじゃなかろうかという形なんですけども、正式な日にちについては、まだ決定ではありませんので。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)決定次第ハローワークに載るというような、こちら、私の思いですけど、それでいいですかね。 ◯議長(浜永義機君)商工観光課長。 ◯商工観光課長(伊藤一寿君)はい。そのつもりで、私どもも一部ふるさと雇用につきましては、二十一年度から実施しておりますので、その分については継続でやっております。ただ、その中の雇用補充、途中で何らかの都合でやめられた方というのもおられますので、そういう方につきましては、随時、その時点で次の雇用ですかね、それをお願いしていると。  ただ、緊急雇用につきましては、ある程度内示がないと動けませんので、そういう形で、今、少し待っているという状況です。 ◯議長(浜永義機君)二番 中山実生君。 ◯二番(中山実生君)実は、私のところにも、仕事が何とかならんかというような相談が数多く寄せられて、私自身大変な思いをして、あちこち走り回っておりますけれども、何とかそういう人たちに、その人たちの歩く前を明るく照らしてやりたいというような思いとは裏腹に、いかんせんこういう経済情勢という、そういう二重の大変な思いがあって、毎日四苦八苦しているのが現実でございます。  今、仕事をなくした人なんかは、まあ、若い人も数多くおられますけれども、家庭を持ったお父さんとかが仕事を失って、もう失業保険が切れるというような、実際、そういう話もあります。そういう人たちに、何とか道をつくってあげるのが、私は、酷な言い方かもしれませんけれども、行政、あるいは行政マンの仕事ではないかな、そういうふうに思います。
     もう時間がありませんのけれども、農政課長、最後に、米粉の研究を聞きたかったんですけれども、大分進んでいる、しかし、宇佐市ではまだまだというような、これからハッパをかけていきたいし、どんどんやっていただきたい。私の思いは、人がやったことを後からやるんではなくして、人よりも先に手を打っていただきたいし、農家の方にそういう明るい希望をもたらしていただきたいというような切実な思いで、本日の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で中山議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十五分とします。                   休憩 午後二時 十五分                 ──────────────                   再開 午後二時二十八分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)皆さん、こんにちは。一番眠い時間ですが、少々つき合いを願いたいと思います。十一番 大隈でございます。  ことしで、三月で退職する職員の皆さん、本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。大変お疲れさんでした。今後は、宇佐市発展のためにですね、いろんな意味で、違う目線でアドバイスをほしいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  そしてですね、今朝、大分合同新聞にですね、一面にですね、沖縄の米軍の移動ということで、これ、国民新党さんの提案ということで大きく載っておったんですが、玖珠の日出生台は、その候補地に挙がっているということで、飛行場もないのにどういうふうで挙がってるのかなって、中身はよく読まんだった、ちょっと出るときだったんですが。これも各沖縄だけの問題じゃなくして日本全体の問題として、そういうことも我々の宇佐市に近いところに来るかなということで、心配方々何となく、どういう気持ちでこれを対処していくのかって、なかなか難しいときだと思うんですが、しっかり政権をとっている民主党に頑張ってもらいたいなと思い、そして、私も宇佐市のためにしっかりした質問をさせていただきますので、六項目について質問させていただきますので、答弁のほう、よろしくお願い申し上げます。  まず、一点目は、バイオマスタウン構想についてでありますが、バイオマス構想の概要版が平成二十年度四月に各家庭に配付され、市においても廃食油をバイオ燃料に精製して公用車に使用する実証実験を行ったが、結果はどうなったのか。  また、環境型社会の構築を目指してきたと思うが、一企業に除いては、他の普及の見通しはあるのかお伺いしたいと思います。  二点目は、健康相談員制度の創設であります。健康相談制度は、過疎化、高齢化社会の中で高齢者、独居老人、障害者家庭を訪問し、老人等の相談相手となることで、安心、安全な暮らしをサポートしていくというものであります。  また、家庭訪問の状況によっては、医師、保健師、ヘルパーへ連絡することにより、老人の独居死、老人の孤独死を防ぐこともできると思います。まず先に地域コミュニティーモデル校区から実施してみてはどうかという質問であります。  三点目は、福祉ゾーン構想についてでありますが、これはもう私が議員になって、特に合併した後、もう再三再四言っていることでありますが、この件について、宇佐市の小菊寮の老朽化に伴い、建てかえの際、旧院内町の特養老人ホーム妙見荘の敷地内に建てるべきと思うが、市の考えをお伺いしたいと思います。  第四点目は、市の随契、指定管理の選定についてでありますが、業務委託も入るんですが、雇用保険や厚生年金、社会保険等、企業を選定する際、条件としているのかお伺いしたいと思います。  五点目は、機構改革についてでありますが、観光まちづくり課新設の目的についてお伺いしたいと思います。  六点目は、入札制度についてでありますが、きのう久保議員がいろいろ言ったんですが、私はそんな難しいことは、民間的な、農業しかしてないということで、余りそういう公共的な建設関係のことはよくわからんのですが、入札は、もうこれは大分県県下の中で一番ハードルが高い宇佐市と聞いていますが、県並みに変えると聞いているんですが、その見解をお聞きしたいと思います。  以上、六点、一回目の質問を終わります。 ◯議長(浜永義機君)それでは、大隈議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目めの一点目、バイオ燃料の実証実験結果はについてでありますが、初年度は給食センターから廃油の一部を協定事業者に供給いたしまして、精製後のバイオディーゼル燃料、これはBDFですけれども、BDFを公用車二台の燃料として、実証実験を行いました。その結果、通常走行には大きな影響はなく、二年目の現在は、廃食用油の供給量を増量するとともに、九月より拠点回収の実証実験を行っております。  拠点回収におきましても、一定の成果が得られましたので、四月より正式に回収を開始いたします。また、四月から給食センターの廃食用油につきましても、全量を供給することになっておりまして、BDF仕様の公用車も一台増予定をしております。  なお、BDFを燃料とした農業用機械で菜の花を栽培いたしまして、菜の花から搾油した菜種油を販売するとともに、搾りかすを堆肥化し、農地に還元する取り組みを地域住民団体と協力し、菜の花プロジェクトとして活動を開始したところであります。  次に、一企業を除いて、他に普及の見通しについてでありますが、現時点ではバイオマスセンター、木質系、農業系、バイオマス利活用施設等の大きな事業計画はありませんけれども、今後も地域住民団体や企業との協働による循環型社会の構築を目指していきたいと考えております。  以上で、私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの健康相談員制度の創設についてと、三項目めの福祉ゾーン構想についてを福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  まず、二項目めの健康相談員制度の創設についてですが、市内七カ所に地域包括支援センターを配置し、社会福祉士等が訪問活動により総合的な支援と相談を行い、要援護者については、保健師と連携した訪問相談活動を実施しています。  また、宇佐市には、地域の健康づくりを基本理念にした愛育班組織があり、声かけ活動等により地域の人々と連携した健康づくりを行っています。  今後、さらに少子高齢化が進む中、互いに連携をとりながら、地域の健康づくりを推進してまいります。  次に、三項目めの福祉ゾーンについてですが、小菊寮は昭和四十九年六月に新築され、築後、既に三十五年を経過し、老朽化に伴い、年々修理が必要になってくる状況にあり、建てかえ、あるいは改修等について、現在、宇佐市公有財産検討委員会で調査、研究を行っているところであります。  現時点では、具体的な建てかえ計画はありませんが、建てかえる場合には、妙見荘の敷地及びその周辺を選択肢の一つとして参考にさせていただきたいと思っております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、四項目めの市の随契や指定管理者の選定についてと、五項目めの機構改革についてと、六項目めの入札についてを総務部長 末弘計夫君。 ◯総務部長(末弘計夫君)総務部長の末弘です。  十一番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目めの市の随意契約や指定管理者の選定において、雇用保険や厚生年金、社会保険等を選定条件としているかのうち、随意契約において選定条件にしているかについてですが、建設工事等の競争入札については、選定条件とはしておりません。  しかし、契約する段階で現場代理人、主任技術者については、雇用確認のため、社会保険証の写しの提出を義務づけています。  市は、業者が競争入札参加資格を取得するには、県が実施している経営事項審査を受けることが条件となっています。また、経営事項審査項目の中に、雇用人数等が点数として反映をされています。  また、指定管理者の選定条件にしているかについてですが、地方自治法第二百四十四条の二、第三項に規定している指定管理者となることができる団体については、必ずしも法人格を必要としておらず、雇用関係にない支援団体等も指定管理者になることができることから、選定の条件において、雇用保険や厚生年金、社会保険等への加入は義務づけておりません。  なお、雇用保険等の義務を負う団体が応募した場合は申請書類として加入していることを証明する書類を提出させております。  次に、五項目めの観光まちづくり課新設の目的でございますが、本市には、数多くの文化財並びにこて絵や石橋に代表される文化的遺産などの地域資源がたくさんございます。しかし、地域の資源ともいえるこて絵や石橋などの文化的遺産につきましては、保全や修復、あるいは観光やまちづくりへの活用などの対策が、これまでの組織機構では所管する課が違うことなどにより、十分な対応がとれていませんでした。  このため、このたびの機構改革により、商工観光課のツーリズム係、教育委員会文化課文化振興係、企画課地域コミュニティ係を統合して、観光まちづくり課を新設し、さらに、教育委員会の文化財専門員を市長部局への併任を行うことで、これらの文化的遺産の修復や保全を行うとともに、観光やまちづくりに一体的に活用していくことで、今後、宇佐市の魅力を一層引き出しながら、より効果的な観光や文化振興、ひいては活力ある地域づくりに積極的に取り組むことができるものと考えています。  次に、六項目めの入札は、県下の中でも一番ハードルが高いと聞くが、その後、県並みに変えると聞いているが、見直しされたのかについてですが、今年度、県に準じた入札制度ということで、指名競争入札の導入、最低制限価格の引き上げ等入札制度の見直しを行ってきたところです。  二十二年度についても、県に準じた入札制度は継続し、さらに市内業者で履行可能な工事については、市内業者に発注できる制度を調査研究し、入札制度検討委員会で協議、決定してまいりたいと思います。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)それでは、順次ですね、再質問させていただきます。  ちょっと、その前に、この中に資料が全部入ってなかったんだけどが、三つしかないんだけどが、(「裏、裏」と呼ぶ者あり)あっ、裏表、失礼いたしました。  それでは、心を入れかえて、もう一遍、再質問をさせていただきます。  一点目のですね、バイオマスタウンのことについてはですね、実は、我々両院でですね、こういうのを視察にしたらどうだろうかということで、執行部と岡山のほうにですね、行ったわけなんですよ。そのときにですね、やっぱり、何がいっても、まあ、宇佐市よりか進んでるなっちゅうのが第一印象だったんですが、でも、今の答弁をもらうとですね、かなり前向きにですね、しているということが、私は評価するべきことだと思うんですよ。  それでですね、課長、ここで、何がやっぱり悪いかっちゅうのは、やっぱ、PRが足らんと思うんですよ。やっぱり、やるっちゅうことがわかるようなですね、そういうPRの仕方をですね、何か前向きにこう、広報紙とかですね、今車ももう一台、二台がですね、こういう車ですよとかいうような宣伝をうまくですね、やったほうが、やることについては評価されると思うんです。  これはもう、今もうだれもがこういうことには興味があるんですよ。そういうことですね、この広報のことについて、ちょっと何か、広報でも載せるという形で、どうですか、載せる形のことについては。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)十一番 大隈議員の御質問にお答えいたします。  今までバイオマス燃料の関係で二台の運行をしてきてまいりますし、かなりいい成績もしております。こういった中、先ほど言いましたとおり、三台目も今回、また検討しておるようなところでございますので、拠点回収で油の回収も行うというようなことなんかも含めまして、何らかの方法で市民の皆様方に広報してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)はい、もう課長、ここのあとのことは、答弁は結構なんですが、個人とですね、企業ということを私は上げたんですが、まあ、三和さんと、まあ、名前出して悪いんだけど、三和さんと清流会ですね、それでなくしてですね、やっぱり、もっと大きく、また、企業もですね、どんどん出てくださいということで、やっぱり、これも一つのPRの仕方でですね、やっぱり頑張っているということを見せることが、いいことをやるんですからね。どしどしPRしてください。もう答弁は結構ですので、どうぞ、よろしくお願いします。  二点目のですね、健康相談員制度、これはもう昔、私も言ったんですが、これ、用松さんもやっぱり、孤独死は大変なことだということですね、そこの家に入って、立ち入るっちゅうことがなかなか難しいんですよね。で、さっきの答弁の中に、部長の中で包括支援センターとかいうのの中で、いろいろお願いもしていくという流れの中であったと思うんですが、私はですね、包括支援センターだったらもう五時以降はまず無理でしょう。いつお年寄りが亡くなるか、気分が悪くなるかわからんのですから、その意味でですね、私はもう、その後、やっぱり、五時以降、その体制のことをですね。何が大切かって、やっぱり、話し相手とかですね、包括支援センターが悪いというわけじゃないんです。それはもう昼間しかできない。  夜のことについてですね、夜のことについて、私はそういう制度を設けて、やっぱり、お年寄りに何をいっても安心、安全、やっぱり、話し相手がほしいというっちゅうことなんですよね。その意味でですね、今、提案した私の、このことについてですね、まあ、考え方が、私が言ったから全部やれというわけじゃないんですが、このことでちょっと前向きにできる答弁があったら答弁をください。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(辛島文昭君)介護保険課長の辛島です。  再質問にお答えします。  健康相談員ではありませんけれども、高齢者に対しては介護支援センターで支援しております。センターを中心にして、地区の方、民生委員さん、福祉協議会、地域の医師会、ボランティア、NPOなどと、さまざまな機関と連携しながら支援を行っております。  また、老人クラブにひとり暮らしの方の訪問をしてもらっておりますので、夜にということではありませんけれども、機会あるごとに独居老人の方々の訪問はやっていると思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)そうでしょうね。そういうことはやっているとわかるんですよ。ただ、私が今回、提案したのは、地域コミュニーティケーション、コミュニティーをつくってですね、その中に、やっぱり、コミュニティーの中に、いろんな意味で道をつくろうとか、いろんなことで、地域で頑張ろうということの中にですね、やっぱり、そういう、はっきり言って、家の中に入っていくっちゅうことは物すごく抵抗があるし、いろんな意味で入っていけないと。実は、私も県におっちょってですね、介護指導班という名前をもろうとったんですが、その中に、家の中に入っていったときに、立入証を持っちょったら、もうそれを提示すれば、市長も県におっちょったからわかると思う。立入証を見せれば、入っていってもいいというような許可証があるんですよ。そのくらいですね。やっぱり、こういう保健員制度みたいな、もうあんしが入ったんだから、いろんな後で文句が怖い。これがあるから、なかなか立ち入れないことが往々にあるんですよ。  個人プライバシーの保護とかいろいろあってですね、中身を見られたくないとかいろいろあるんですが、でも、こういう孤独死をですね、やっぱり少なくするためには、毎日夜も昼も行けとは言わんのですが、何かおかしいってときにさっと入っていけるような、そんぐらいな制度を設けてあげんと、なかなか行く人がプレッシャーがかかるということなんですが、そういう意味でですね、地域コミュニティの中にモデルとしてですね、そういう制度を設けるということにならんでしょうかね。やっぱり、そうせんと、孤独死はなかなかやっぱり、私は防げんと思うんですよ。これはボランティアとか何とかじゃなくて、そういう制度を設けた中で、あなたがそんくらいしていいよというぐらいな権限ていうわけじゃないんですが、そのくらいのことを設けてやらんとですね、ここは解決せんと思うんですが、課長、どうでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(辛島文昭君)お答えいたします。  訪問ちゅうか家屋の中に入っていくということは、家族の許可なしには実際は入れないということで、まあ、許可がなければ入れないということが非常にネックになると思いますので、そこへんごろは、入れるかどうかとかいうところは調査研究して、どうなるか検討、研究していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)まあ、家族がおればいいんですが、おらん場合ですね。そういう意味で言いようわけです。おらんから、なかなか倒れたときとか、いろんな意味で難しいということから、中に入ることは難しいということなんです。  そこでですね、去年の暮れだったと思うんですが、このことについて、一応安否確認ができるということで、宅配業務、愛の宅急便ということで、これも始めたと思うんです。それは何かって、安否確認ができる、物だけじゃなくして、やっぱり、倒れちょるとかそういうのをできるっちゅうことで、そういう安否確認という意味で宅配業務ができたからですね。それをもういっこん進んだ制度をしてですね。家族がおれば、ある程度、倒れちょるとか、いろんなもんで連絡できる。孤独死をなくすためには、やっぱりだれかが見てあげんと、今、高齢化社会の中でですね、難しいんじゃなかろうか。だから、突っ込んで、もうちょっと考えたらどうかっちゅうことを今言うんですよ。課長、もう一遍答弁を。 ◯議長(浜永義機君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(辛島文昭君)お答えいたします。  愛配達便については、食品の配達が主になっておりますので、前回もごみの収集についてということでお話、一緒にしてくれんかというお話があったんですけども、その点で、食品とごみとで衛生的な問題があるということで、高齢者が一人でできないので、ごみ収集をしてくれということで、安否確認と含めてごみ収集を考えてくださいということだったんですけれども。そこら辺ごろは、衛生的な面がネックになってですね、まあ、どうなるかな、難しいんではないかなということで、調査、研究ということで回答いたしました。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)ちょっと、私の質問が悪いんでしょうね。ちょっと答弁がなかなか難しいと思うんですが、なぜこういう制度を設けるべきかというのは、民生委員会議がありましてですね、たまたま私、委員長をしとるから出て来いということだったんですが、民生委員の方がですね、地域のことは市からいろいろ世話して焼いてくださいっち、世話してくださいということを言われて、世話を焼こうとしたときにですね、たまたま救急車で、近所の方がだれかが運ばれて行ったと。やっぱり、民生委員にはそういうことを言われとるから責任を感じてですね、救急車の隊員に、どなたですかと尋ねたら、プライバシー保護で教えられんということを言われてですね。そういう訴えをしとったんですね。  ある程度、市は民生委員にお願いしますとか、どうぞ地域の方の世話を焼いてくださいっち言いながら、やっぱり倒れたとか何かあって救急車が来たっちゅうことは、だれかと聞きたいと思うんですよ。そこで消防団員に聞けば、個人プライバシーだから教えられないと。何のために私は民生委員になったんだろうか。だから、そこにもう一個、民生委員プラス制度を設けて、その人が聞けばっちゅう、まあ消防隊員が一人一人、この人が何とか委員だとかわからんと思うんですが、その辺をやっぱり垣根を越えんとですね。ただ、わしだちんことはプライバシーで教えんなとか何とかじゃなくして、孤独死をなくすためには、一歩進んだ制度をつくらんと。今のままでは、なかなか民生委員にお願いしても区長さんもそこまではできないっちゅうのが実情だと思う。でも、私は提案しとるのは、コミュニティーがあるから、そういう地域は地域でやろうやっちゅうことの起こしがあるから、その中にその制度を入れたらどうでしょうか。  宅配のことはちょっと別格でですね。それは安否確認もできるちゅう意味で、物は安全とか何とかやなくて、それを持っていくことので、おばあちゃんと会話ができるっちゅう、それで安否確認ができるという意味で言いようのですから、衛生とか何とか問題じゃないんです。  そういう意味でですね、民生委員の方がやっぱり責任も感じちょうし、やっぱり地域のことは頑張ってあげたいけど、一歩出るとなかなかそこまでは入れないということで、そういうのにもう一こん何かできるような、で、しかも今、地域コミュニティーというそういう組織が、地域は地域でやるっちゅうことには、近所のことが一番わかるのは地域の人ですよね。  ばあちゃんがちいと血圧高いとか聞いちょれば、血圧かなっち、何か倒れたっても。そういう意味で中に入って、今家族がおれば入る必要はないんですが、やっぱり、孤独、一人生活しようっちゅうことは、そういう意味でですね、つくったほうがいいんじゃなかろうと思うんですが。課長、衛生とか云々じゃなくてですね、もう一歩ですね、私の言うのが、ちょっと言い方が悪いからかなと思うんですが、こういう制度かなんかを設けてですね、前向きにですね、やったほう、やったほうじゃない、やるべきだということで、私はこういうことを言うのは、実はもう昔の一般質問の中で言ったと思うんですが、院内町も一週間後初めて、要するに、一週間後死亡して発見されたという例があるんです。その後、用松議員が一カ月ぐらいかな、四日市であったと。田舎ん町であったんだけっち思いよったんだけど、さしてあると思わんかった、やっぱり、そういうことでね、だれかが支えてやるっちゅうことについては、なかなか、何もなかったら奥に入ることはできないから、やっぱりそういう相談員とか、何かワッペンでもつくるわけじゃないんですが、そういうことでですね、何か前向きにですね、何かできないでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  大隈議員の提案の中でですね、今まで辛島課長が答弁しましたように、いろいろお年寄りの安否確認の方法については、宇佐市でもいろいろやってきているわけですけれども、特に、私も個人的な感覚から行けば、田舎のほうはですね、もうだれが来てもいいように戸をあけてですね、入れる状態が昔あったと思うんですけども、だんだん、無用心だとかいろいろあって、入りにくい状況もありますけども、もともとはそういう、どなたが尋ねてもですね、その方の安否ができるという状態が一番いいと私は思っていますから、そこら辺の制度を市としてですね、制度化できるのかどうかというものは、また別の問題でありますんで、今後そういうものができるかどうか調査研究をしていきたいと思っていますので。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。
    ◯十一番(大隈尚人君)なかなか難しい面があるんですが、そういうことで孤独死をなくすということですね。これはもうお互いの共通点で、私たちもいずれか年とるということで、前向きにですね、検討していってほしいなと思って。この件については結構ですので。  三番目にですね、福祉ゾーン構想について。これはもう市長、私はもうずっと言ってきているんです。これは、私が思うのに、今、小菊寮ですね、指定管理の問題があるんですが、私ははっきり言って民間に出すべきじゃないと思います。  やっぱり公が見るべきだと思うんです。特に保育園とかお年寄りとかいうのは、民間ではなくして、やっぱり市が見てあげるちゅうような気持ちがまず、そういうつもりで質問するんですが。実は、小菊寮が古くなってですね、今、消防法ができてスプリンクラーをつけなさいとか、いろんな条項が出てきよるらしいんですよね。そうなってくると、今、古くなったやつに新しいのをつけても、もう二度手間ですよね。  そこでですね、まあ、院内町の土地は、市長も知っているように、敷地が結構ありますよ。しかももう市の土地だから、土地を買う必要ないですね。今、小菊寮の建てかえをやるんならっちゅう話を今言いよんです。今すぐやれってわけじゃないんですが、私がこれを院内に持っていけば、当然、小菊寮の土地は、今、道も今立派な道ができとうから、売っても価値が全然違うと思うんですよ。これをうまく使えばですね、そして院内の小菊寮に。まあ、これは私のエゴかもわからんですが、やっぱり院内町は福祉の町ということで位置づけを、私なりの勝手な解釈じゃなくて、これはもう前も言ったように、川野前町長の構想の中に、やっぱり福祉ゾーン構想ということで、あそこに老人妙見荘に寄せたらどうじゃろうかということで、福祉ゾーン構想ということを打ち出したわけなんですが。もし建てかえをですね、まあ、前から何回も言うんですが、それから話は進んでないんですが。市長、どうでしょうか、そういう考えでですね、やっぱり、建てかえをもうあしたからやれというんじゃなくして、そういう発想を持ってですね、一つの院内町にそういう福祉ゾーン構想、安心院にはグリーンツーリズムとかいう、一つの形をですね、つくったらどうかと思うんですが。市長、その件でちょっと答弁を願いたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)大隈議員の再質問にお答えをいたします。  この小菊寮のあり方につきましてはですね、今、さまざまな観点から検討しておりますので、議員のおっしゃる趣旨もわかるんですけども、ちょっと、いましばらく時間をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)まあ、そういうことで、どうぞよろしくお願いします。  では、次にですね、市の随契や指定管理の選定についてでございますが、この件はですね、実は、業者の名とかいろいろ言うと問題があると思うんですが、差し控えたいんですが、実は、そこにもう十何年出ておってですね、失業保険だけは掛けて、あとの年金とかそういう、まあ、要は嫁さんももらえないような状態があるということを聞いたんです。  しかも、その業者の名前を言うと申しわけないんですが、言わないんですが、そこで、その方の言い分は、そこで市がやっぱり、そういう税金、お金のことを言って申しわけない、税金を市からもらってですね、そういう業者に市から指導ができないか。やっぱり、厚生年金とか社会保険とかそういうものを掛ける業者を、市が随契なり指定管理を出す場合は指定管理の中にあると言われたんですが、そういう随契なり業務委託をする場合ですね、そういう条件をですね、せめて、失業保険、社会保険、厚生年金は掛けてくださいよというぐらいの指導は、市としてできないもんですか。もう一遍、その辺をですね、答弁を願いたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)企画課長。 ◯企画課長(樋田 悟君)企画課長の樋田です。  大隈議員の再質問にお答えします。  指定管理者制度におきましては、公募事業者においては、法人格を持った団体においては、保険の加入等を選定する段階で、第一次審査の段階で資格あるなしの判定をし、もし、適用していなければ、そこで失格ということです。  ただ、この指定管理者制度につきましては、御答弁申し上げましたように、地縁団体等につきましては資格なくしても、こういう保険に加入していなくてもいいという、法の見直しがあった、そういう面でいけば、個人以外は指定管理者制度を、この制度を活用できるということで、現在そういうふうに運用しております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)あのですね、課長。そこに指定管理とか、市が業務提携をしたり指定管理を出したり随契する場合、その業者の従業員に失業保険とか社会保険とか国民年金をちゃんと掛けたように、市のそういう随契をする場合、そういう条件を入れてほしいというわけなんです。  そういう意味を言いよるんですけど、そういう意味でできるかできないかじゃなくして、前向きにできないかちゅうことを私は言いたいんですけど、そういうことで答弁を願いたいんですが。 ◯議長(浜永義機君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(田椽賢一君)契約検査課長の田椽です。  再質問にお答えします。  工事関係につきましてはですね、先ほど部長が説明しましたように、雇用保険、厚生年金、社会保険等の企業選定する上での条件とはなってないけど、契約をする段階でですね、主任技術者、現場代理人等については、雇用をしているという証明があるわけですね。あと、作業員等についてはですね、建退共といいまして、その方たちが年金の、高齢化して年金を受給の上でですね、そういう建退共保険ちゅうものを掛けたらですね、老後もその保険の対象になると、年金の対象になるというような形で、そういうような形で工事関係についてはなっております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)課長、工事関係じゃなくしてですね、随契したり、業務委託をする業者ってあるじゃないですか。(「はい」と呼ぶ者あり)だけん、そういう人たちに、現場じゃなくして、建設とかじゃなくして、そういう人たちに、その会社にですね、応募要項の中に随契をしたり業務委託する場合に、せめて失業保険は当然でしょう。そして、社会保険も、そういう完備をできるような業者が契約をする場合に、その条件を盛り込んだらどうですかということを言いよんです。 ◯議長(浜永義機君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(田椽賢一君)契約検査課長の田椽です。  議員の再質問にお答えします。  議員のそういう意見も踏まえてですね、今、そういうケースでの発注案件とか、私の場合、工事なんですけど、今、議員が説明するのは、ある部分、公契約の議論も含めて入っていますんで、そういうもろもろの形で、果たしてできるのかどうか、そういうことを含めてですね、調査、研究させていただきたいというふうに思っております。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)私はいいほうに解釈します。調査は前向きにやるということですね、さっき景気対策のことで中山さんが言うたんですが、やっぱり、一つの安心をですね、失業保険は当然でしょう、社会保険も、国民年金もちゃんと入った会社へやっぱり勤めたほうが、やっぱりいいじゃないですか。そういう意味で、景気対策の中にも、やっぱり市としては、そういう随契とかいろんなのをする業者については、そういう条件もつけますよっちゅうぐらいは、指導して、前向きに検討願いたいと思いますので、この件はそれで結構です。  次にですね、ちょっと中山さんのまねをするわけじゃないんですが、市長、ちょっとこれをちょっと読んでみてください。  市長が今読んでいただく間にですね、ちょっと質問をさせていただきたいんですが、観光まちづくり課を新設についてですね、課長、その中でですね、やっぱり、専門的なですね、課を設けて、そこに専門員じゃなくして、やっぱりそういう総合的に課を統括してしたほうが効率もいいじゃろうということで、この課を設けたと思うんですが、その意味でですね、その専門員、専門員じゃなくて専門の職員、専門の課をつくるということでこのまちづくり課をつくろうということが目的なんでしょう。その辺をちょっともう一遍答弁を。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)行財政推進課長の原田でございます。  大隈議員の再質問にお答えしたいと思います。  昨年の十二月議会で大隈議員から、そういう観光施設についてプロの専門委員を配置してはどうかという御質問がございましたけども、今回、つくった目的もですね、その提案を一部参考にさせていただいたという面もございます。  大きな目的はですね、各支所に、じゃあ、一人の専門員を配置するというのも非常な負担であるし、非効率というふうに判断しております。で、今回はこの観光まちづくり課全員でそういう方向というか、御指示のような対応を対処していきたいというふうに考えて、観光まちづくり課をつくったものでございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)今、課長の答弁の中に、十二月議会で私が言ったということなんですが、そのですね、市長、なぜ十二月にこういうことを言ったか、市長読んでいただいたと思うんですが、実は、これはどこの記者かわからんのですが、宇佐市が四日市別院が本堂、経蔵など五件、豊後高田も入っているんですが、それが国の有形文化財に指定される見込みだということで、新聞記者がですね、宇佐市に尋ねて来たわけなんですよ。そのときにですね、これは職員の悪いことを言うように書いているんですが、そのときの職員の担当課が、こっちにはないですと、別院か県に訪ねてくださいと、この言い方が厳しかったんでしょう。それで新聞記者は、わかりましたということで、私が見に行きましょうということで、別院のスケールの大きさにびっくりしたと。同時に、職員の貴重な財産に対する意識の低さが気になった。  ここで市長が就任して二カ月余りと書いているんですが、ここにもあるんですが、市の幹部に聞いたら、お恥ずかしいと。古い体質が残っているということを打ち明けてくれた。市は、チェンジを旗印に、新たな市政は船出をして二カ月、市民に誇れるまちづくり、職員の意識チェンジが欠かせないもんじゃねえかと。田舎弁で言うたんですが、欠かせんのじゃねえかということで、私は十二月議会に、ある程度、市長にプロ的な発想で、矢野大和さんまで行かんけど、サッカーで有名な西川さんが大使をしているということで、私は、こういうことを、せっかくこんな国有財産、この。済みません、この中に市が国の有形文化財になったっちゅうこと、去年なったっちゅうことを知っている人、ちょっと手を挙げて。無形文化財に指定される、なるっちゅうことを知っている人、こういう無形文化財になったっちゅうことを知っている人。大変、手を挙げてって失礼な言い方で悪いんですが。ちょっとはっきり挙げてください。(挙手する者あり)でしょう。悪いですけど、幹部でそのくらいですよ。  だから、市長、私は、去年の十二月に、矢野大和まで行かんけどが、支所の関係も含めて、やっぱ、プロをつくったほうがいいんじゃないですかと言うた質問に、市長はこういう答えたんですよ、私に。プロをつくることは、大隈君、わかるよと。でも、私は、一人がやることについては、範囲が知れちょると。じゃから、七百人の全職員がPRマンになってやったほうが、効果が上がりますよと。そして、議員さんも頑張ってください。それで、その後にもう一点ですね、プロはもちろんですね、そういう育てるということも必要だと思いますけれど、それは時間とお金がかかりますと。今すぐやるということであれば、私は職員が一丸となってやるべきだと、市長、十二月にこういう答弁をしているんですよ。  だから悪いっちゅうわけじゃないんですけど、やっぱり職員でも私でも市長でもそう、市長もやっぱ、県職員でおっちょったから、やっぱり、こういう案を出して、それが採用されたらやっぱりうれしいじゃないですか。私だって議会で、こういうことをやったらどうか、こういう提案したいんだがと言って、高橋議員がごねて、この間言ったことまだできてねえっちゅうような言い方を言われて、そうだと思うんです。なかなか言ってすぐできんですよ。  でも、市長、十二月に言って三月ですよ。しかも、お金と時間がかかりますよっち、市長、答弁されてですね、ほで、今、課長に聞いたら、そういうことについては、こういう指定無形文化財になったちゅうこと自体、幹部がわからんのです。だから、私は専門をつくって、こんな新聞記者にね、こんなっちゃ失礼ですけど、新聞記者にですね、こんな悪いイメージを与えられて、これ、わざわざ市民が私に持ってきてくれたんですよ。  だから、市長、やっぱ、プロをつくるべきじゃねえかということで、十二月に言ってですね、一年たったけ、四カ月やけ悪いという意味じゃなくて、余りにもやっぱりすぐやってる。これ、十二月だったらある程度、この機構改革をやりよる時期じゃないですか。私はこれを、この課が出て来るっちゅうことを聞いてですね、愕然としましたよ。やっぱり、議員ちゃつまらんもんじゃなと。一生懸命になって、院内の代表として出て来て言って。市長、やっぱ、時間とお金がかかるから、それはちょっと無理じゃというような、何ぼか前向きにですね、考えておるというぐらい言っていただければ、そんなにここで改めてやかましゅう言う必要はないと思うんですが。やっぱり、市長、こんな大きな遺産になる無形文化財がですね、今の体制で市長はこれをわかったからやろうとしたんなら、これは私の答弁の中に、私がこれを出せば市長の答弁も変わったと思うんですけど、私は出さなかったんですよ、わざと。たら、市長が、やっぱ、私は、もうちょっとはっきり言って、市長に期待しちょったんですよ。違う答弁を言ってくれるなと思っちょった。だから、もう再質問しなかったんです。それでもうほかの項目に行ったわけなんです。  これ、ちょっとやっぱ、ちょっと、課長、見てください。市長、声を荒たげて言う必要もないとは思うんですけどね、やっぱり職員がですね、提案をしなさい、知恵を出せって市長は言われようわけじゃないですか。ほで、知恵を出したら、お前のは話はだめよと。いや、こっちだって言われたときに、やっぱ、職員がついていけない。やっぱり伸びないと思うんですよ。  だから、私は、あえてですね、今回は、市長の考え方は悪くないと思うんですよ。やっぱり、これはもう市長の、課をつくれっちゅうのは市長の案ですか。ちょっと、その辺だけ答弁ください。どちらでも結構です。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(末弘計夫君)総務部長の末弘です。  ただいまの議員の中で、職員が市長に提言した分に云々だと、そういうことがあるんで職員が伸びないというようなお言葉がありました。が、公平、公正、コンプライアンス、加えて公開というのが市長の政治の理念であります。  ですから、私たち職員の意見といいますか、思いという部分については、市長に耳を傾けていただいており、いろんなことをするのに、今回のこの観光まちづくり課にあってもそうなんですけど、各関係課と協議をしながらですね、あるべき宇佐市の方向を決定していったというような状況でありますので、職員が伸びないとか、市長の一存とか、トップダウンとかというような状況は、私はないというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)いや、部長、私もそう思ったんですよ。そう思いたかったんですけど、やっぱり、その言葉が、時間とお金がねえんじゃけ、でくっかというような、こういう答弁したから、ちょっと市長のお考えがそんな考えじゃねえ。でも、これ、市長が、私がつくった分じゃない。これは議事録をコピーしたからもう間違いなく言っているわけなんです。  まあ、一個一個取り上げてですね、いうようなつもりで言うたうわけじゃないんですが、やっぱり、こうした、せっかくこういう財産になるものをですね、じゃから、やっぱ、プロをつくって、ある程度専門家をやってやるべきじゃねえかっちゅうのに、余りに十二月の三月だから、ちょっと余りにも、機構改革をやろうかってときにこういう意見が出たときに、さっき言われた大隈議員の参考にして、しましたって今、部長は言った。部長にちょこっと言ったから、部長がその話をしたんだと思うんですが。部長じゃない、課長ですね。やっぱり、私が言うことが間違っていますかね、違っていますかね。その答弁を求めるのは難しいと思うんですけど、課長、どう思いますか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯十一番(大隈尚人君)いえいえ、課長、課長の答弁。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)お答えいたします。  間違ってないと思います。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)じゃあ、市長どうぞ。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)大隈議員の御質問にお答えいたします。  先ほどですね、まず、新聞記事ですね、新聞記事は四日市の東別院が国指定の有形文化財になるというときにですね、宇佐市の図書館課がですね、写真等準備してなかったということで、これは、そこの書かれた市以外のマスコミの方からも随分お叱りを受けまして(「あっ、そうですか」と呼ぶ者あり)ええ。それはもう七月の話でしたのでね。(「そうです」と呼ぶ者あり)私、就任して二カ月ちょっと、七月の頭ぐらいだったと思います。それで、所管の文化財係についてはですね、そういうことのないようにっちゅうことでですね、きつく言ったんですけども、今回の機構改革はですね、先般、衛藤議員にも御答弁させていただきましたけども、例えばね、石橋とか、こて絵がですね、いろいろ見るところがちょっと十分でないとか、老朽化してるとか、看板がもうよろしくないとか、音声がもう壊れちょるとか、草が生えてですね、石の中に入って行って、もう草を刈らないかんとか、見えが悪いとか、それを聞くとですね、文化財は文化財の係、観光は観光の係、支所は支所ということでですね、らちがあかない。それで、チームをつくりましょうと。文化課も来てください。観光も来てください。支所も来てくださいっちゅうことで、みんなで寄ってたかって行ってですね、そして、そこの観光協会の方とか、地元の方と一緒にですね、行って、ほんならこういうふうに解決しましょうということで、草刈りはほんならだれがする、ここの看板はだれがする、これはだれがするっちゅうことでした。だから、そういう縦割りの弊害があったから、今回の機構改革をしたわけで、そういう先ほどのですね、文化財を指定する際の写真がないとかいうのは、あれはまさしくプロの世界なんですよね。  そのプロは、いわゆる文化の学芸員の資格を持った方でありまして、それは今回も一人新たに採用するようにしてあるんです。だから、文化財の専門部隊ということと、観光をですね、広くまちづくりや文化財と一緒にあわせて振興していくということは、ちょっと次元が違うんじゃないかなという、思うんです。  だから、私の今回、こういう組織改正をしたっていう趣旨は、まちづくりにそういう観光的な要素ですとか、そういう文化財的な要素を入れてですね、やろうといった趣旨でございますので。それはちょっと、先ほどのとですね、ちょっと、考え方を整理したほうがいいんじゃないかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)じゃから、私は、そういうのをつくったほうがいいということを言ったわけなんです。市長がまあ、あんまり言うとお互いにですね、よくない関係になっちゃ悪いから、もうこれ以上は言えない、言わんのですが。市長、やっぱですね、私は前向きに考えたつもりで言うんです。しかも、市長、院内町の高並も来ていただいたじゃないですか。やっぱり、地域が頑張る。その中で一応、役をさせてですね、特に横におられる教育長さんは、今までの公民館長で苦労しちょうと。そのことをわかって、私も絶対、地域のことに立ったら、悪いけど、いつも後ろの議員から言われる。わが地域のことしか言わんと。院内のこと意外知らんのかって、そうじゃっち言うんですが、そのくらいやっぱ、私は地域にこだわっとるわけなんです。それなのに、こういうことがあるからっちゅうことで質問したわけなんです。  もう市長ももう十分わかっていただけたと思うんですので、もうこの件についてはいいんですが、もう一点ですね、企画課長、企画じゃなくて行革課長。一番、もう一個の心配になっちょうのは、今、市長が寄せたほうがいいということなんで、一番心配するのは、私たちの院内には、コミュニティーが南部と佐田に一号、二号じゃないんですが、同時にできたと思うんです。その課がですね、担当がですね、どこになるのか、今の状態だったら、その地域ちゃいろんな防災もやるし、草刈りもやるし、道づくりもやるし、いろんな意味でやるのに、じゃあ、道路をつくるときは土木に聞くのかな。いや、そら、いやっちゅうところでね、どこの課が窓口になるのかっちゅうのは、物すごく、そういう不安も逆にあるんですよ。その辺も物色せんとですね、いい考えでやることが逆に違う方向に行くようにあるんですが、やっぱ、この地域コミュニティーについてですね、窓口はどこになるんですか、ちょっと、その辺をはっきり。 ◯議長(浜永義機君)行財政改革推進課長。 ◯行財政改革推進課長(原田昭一君)はい、お答えいたします。  従来は、企画の企画係ですか、がしておって、コミュニティーという部門を持っておりました。で、その部門を今回の観光まちづくり課に持ってきております。  もし、そういう問題が出ればですね、コミュニティーの活動というのは、いろんな、さっき言われましたように、道路の補修であり、草刈り等、地域のそういう関係が出てくると思いますから、その辺は前もって連絡していただければ、その担当係が各課に連絡をいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)結局、もう観光まちづくり課に地域コミュニティーも入るということですね。(「はい、そうです」と呼ぶ者あり)まあ、そういうことです。  わかりました。そこ辺でですね、もう責めるわけじゃないんですが、やっぱ、しっかりですね、つくる以上、いいと思うことはいいと。だけん、やっぱ、さっきも言ったように、PRをですね、ぴしゃっとやってですね、十二月に言って、ぽんと出すような出し方だと、不信感も抱くしですね、考え方は今市長が言われたとおり、やっぱり、そういうのはしっかりやったほうがいいということで、この件についてはもう終わります。  次にですね、入札について、これは、ちょっと言葉が過ぎたぐらい、高いと、ハードルが高いということ、これ、市長の十のマニフェストの中に、県並みにやるということで、私も県並みにやるっちゅうのはどういうことか、よく理解できんじゃったんですが、私なりの解釈で間違うちょったら申しわけないんですが、県だったら八三%ぐらいが入札に、最低価格はある程度あるというのに、宇佐市の場合は六十五%と聞くんですが、県並みちゅうのは、そういう意味を県並みというんですか。その辺をちょっと、私もちょっと理解できんですが、県並みにするということはどういうことか、ちょっと。 ◯議長(浜永義機君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(田椽賢一君)契約検査課長の田椽です。  再質問にお答えします。  県並みという形についてはですね、今までですね、平成二十年度につきましては、要件設定型っちゅう形で、一般競争入札という形ですべてものが動いていました。それで、二十一年度については、業者を指名するという形ですね、それで、要件設定型プラス指名競争入札という二通りのやり方の中で執行しました。ということでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)いや、なんか全然意味がわからんのですが。県並みにするっちゅうのんは、要件設定型に今までしてなかったっちゅうことですか、宇佐市が。(「そうです」と呼ぶ者あり)そういうことですか。それと、入札価格の落札は、パーセンテージみたいのがあるじゃないですか、八十何%で落ちたとかいうのがあるじゃないですか。落札率というんですかね。それも県と同じにするっちゅうことですか。 ◯議長(浜永義機君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(田椽賢一君)再質問に答えます。  落札率っちゅうのは結果のことなんですね。そのやり方がですね、一般競争入札っちゅうのは、こういう案件がありますよ。これについて、入りたい業者はどんどん入ってくださいというのが一般競争入札です。指名競争入札というのは、あなた、あなた、あなた、この業者が入って、この工事をやってください、そういうような形が基本的に違うという内容です。  それで、落札率の議論につきましては、今言うたごと、それは相手方が札を入れることです。札を入れて最低の価格の、最低制限価格、今、議員が言おうとしているのは、最低制限価格ということを言いたいんだと思うんですけど、そういうような形の中で、品質確保、あと労働確保というような形で、最低制限価格というのを設けております。その最低制限価格について、昨年よりも若干上げたと、県並みにですね。というような形であります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)若干とかいう言葉じゃなくして、県並みにしたでいいんじゃないですか。若干っちゅうのはどういうことですか。そんなこと言うけ、なおさらわからんくなるんで、そやけ、県が八十三なら八十三、だから、それに合わせたちゅうような言い方が、若干上げたっちゅうことは、まだ余裕があるちゅうふうにとるんだけど、どう。 ◯議長(浜永義機君)契約検査課長。 ◯契約検査課長(田椽賢一君)再質問にお答えします。  新しい、この最低制限価格につきましては、パターンが国からの基準で、どんどんどんどんパターンが上がっております。それで、国交省の流れの中で、昨年については、県に準じた形で上げたということであります。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。
    ◯十一番(大隈尚人君)じゃから、県に準じて上げたっちゅうんじゃから、県は最低価格は八十三て、私は八十三ち聞いているんですが、その八十三に合わせたちゅうことで、八十三自体が、私が認識が違うちょうんですか。県は八十か八十三ぐらいに最低価格をしちょる。だけ、宇佐市も最低を八十三ぐらいに持っていったちゅうふうに、そういう意味で言いよる。私はそげん聞きたいんですが、ちょっと答弁お願い。 ◯議長(浜永義機君)総務部長。 ◯総務部長(末弘計夫君)総務部長の末弘です。  お答えをいたします。  県の最低価格の率は八二%でございます。二十一年度。二十一年度宇佐市の最低制限の率は七六%でございます。だから、県と同じという%ではございません。  二十二年度については、この部分については、また、入札制度検討委員会で検討すべき案件というふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)十一番 大隈尚人君。 ◯十一番(大隈尚人君)市長が公約に上げたことですね、やっぱ、そういう期待を、きのう久保議員もそういう言い方を言いよったと思うんです。最終的に、もう、何か、こきおっちょって入札してんがもう倒産する何とかじゃ、変なことば言いよったんですが、やっぱ、そうしてですね、市長が言われたようにですね、できることはやっぱりやったほうがいいと思うんですよ。  地域性っちって、地域性も考慮するっちってきのうの答弁にあったようにあるんですが、やっぱり、地域は地域でできるように、そういうことですね、配慮してほしいなということですので。どうぞ、市長、公約の流れはですね、また、応援できることは応援しますので、どうぞ、前向きにですね、まだ今から、今からの船出ですので、なかなか民主党も新しい政権に船出がなかなかできんようにあるんですが、お互いできることは協力し合ってですね、いい宇佐市にしたいと思いますので、どうぞ、今後ともよろしくお願いして、私の一般質問終わります。ありがとうございました。 ◯議長(浜永義機君)以上で、大隈議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではございますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十五時四十分とします。                   休憩 午後三時 三十分                 ──────────────                   再開 午後三時四十三分 ◯議長(浜永義機君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 日本共産党の今石靖代です。  六項目について、一般質問いたします。  一項目めは、子育て支援についてです。  一点目に、宇佐市総合計画の重要項目に児童館の建設を掲げている理由は何か、実施に向けての具体策。二点目に、保育所の定員に対する充足率について、旧宇佐市の中学校区ごとの実態は、大切な乳幼児期の発達を保障するためにも、詰め込みでなく、保育環境の整備を進めるべきではないか。三点目に、二百人を超える乳幼児が通う認可外保育所の子供一人当たりの予算額は幾らか、認可園の一人当たりの予算額は、認可外保育所への支援を拡充すべきではないか。  二項目めは、産廃建設の問題です。  一点目に、高家の海岸に建設申請している産廃施設は、事前協議中にもかかわらず、住民の意思を無視して準備を進め、既に、大型プレハブを二棟建て、コンクリートの壁をつくったり、コンクリートのかたまりや鉄柱を置いたりしている。地域住民の大反対の意向に沿って、撤去させ、再度県へ建設反対の意見を上げるべきではないか。二点目に、高家の焼却炉周辺の産廃施設は、ひどい環境破壊が見られる。生活保全上、改善を求めるべきではないか。三点目に、市外の業者が進出するなど、産廃施設がふえてないか、市民の生活保全のため、産廃施設の受け入れを厳しくチェックする体制ができないか。  三項目めに、二十二年度は、すべて旧火葬場が解体されます。四日市火葬場跡地は、地域住民の要望に沿って、墓地公園の整備を進めるべきではないか。  四項目めは、ことしは国民読書年、学校図書の充実を繰り返し答弁してきましたが、二十二年度はどう拡充するのか。  五項目めは、公務公共関連事業で、労働者に適正な賃金など労働条件と雇用の安定を保証させるために、公契約条例化に向けて、公契約適正化事業推進に取り組むべきではないか。  最後に、漁業者は生活が大変困窮している。支援策をどう計画しているか。  以上、市民にわかりやすく簡潔な答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)それでは、今石議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。  三番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  六項目め、漁業者に対する支援策についてでありますが、議員御指摘のとおり、漁業経営の現状は、漁獲量の減少や魚価の低下等により非常に厳しい状況にあります。この厳しい現状を踏まえ、昨年九月に漁業者、漁協、行政の十六人で構成する宇佐管内漁業三年再生計画プロジェクト会議が発足をいたしました。会議では、これまで小型底引き網や刺し網など十部会の漁業者の意見を聞く中で、計七回の協議を重ね、ことし二月末に宇佐管内漁業三年再生計画書を取りまとめたとお聞きをしております。  また、現在、その再生計画の内容や推進体制等について、大分県漁協宇佐支店で検討しており、その後、大分県漁協本店の承諾を受けた後に、市に再生計画書が提出されるとのことであります。  市では、漁業者の意見が反映された三年再生計画に期待をしておりますし、この計画をベースに漁業者と連携して宇佐管内の漁業再生を支援してまいりたいと考えております。  とりわけ、平成二十二年度の芽出し予算枠で再生計画に掲げられた内容に関する調査研究費を予算化しており、この調査等で実施内容の具体化や事業効果等を予測する中で着実性を持たせながら、三年後には漁業再生の見通しが得られることを期待をしております。  以上で、私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(浜永義機君)次に、一項目めの子育て支援についてを福祉保健部長 西 道範君。 ◯福祉保健部長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  三番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、子育て支援についての一点目、児童館の建設についてですが、総合計画は地方自治法第二条第四項の規定により、本市の目指す将来都市像と長期的な市行政の基本的な方向を定めるものであり、本市のさまざまな部門計画の上位に位置づけられる総合的な計画で、平成二十二年度から平成二十六年度までの事業の選択及び優先順位を決定する際の基本となります。そのようなことから掲載をしております。  現在、児童館開設の具体策はありませんが、利用可能な既存施設の活用について、情報収集をしていきたいと考えております。  次に、二点目、保育環境の整備についてですが、現在、宇佐市内の認可保育所は二十八園で、そのうち二十一園が旧宇佐地域にあり、駅川校区三園、西部校区三園、北部校区五園、長洲校区六園、宇佐校区四園です。  旧宇佐市の中学校区ごとの保育所では、定員を超えて実施している園がありますが、保育の実施に当たっては、厚生労働省通知の保育所への入所の円滑化についてに準拠した範囲での入所を行っており、また、各施設の面積などの児童福祉施設最低基準を遵守し行っておりますので、詰め込みの実態はありません。  最後に、三点目、認可外保育所への支援についてですが、現在、一人当たりの予算額は、認可外保育施設約二千三百円、認可保育所約百一万六千円となっています。これは、児童福祉法第五十一条により、認可保育所の運営費は、市町村が支弁することとされており、認可保育所の予算額が認可外保育施設の予算額と比べ多額なのは、認可外保育施設と異なり、法律による義務負担であるためです。  そのようなことから、比較はできないと考えております。  また、認可外保育施設の支援拡充策として、認可外保育施設に勤務する保育士及び調理担当職員の健康診断費の補助を行う新規事業を今議会に上程をしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、二項目めの産廃建設の問題についてと、三項目めの旧火葬場についてを市民生活部長 秋吉 卓君。 ◯市民生活部長(秋吉 卓君)市民生活部長の秋吉でございます。  三番 今石議員の一般質問にお答えします。  二項目め、産廃建設の問題の一点目についてですが、市といたしましては、地元住民の理解と納得を得るため、業者が誠意を持って対応するよう、県からの指導をお願いしております。これを受けまして、三月十四日に再度、業者主催の地元説明会が開催されることとなっております。  二点目、高家の焼却場周辺の産廃施設への生活環境保全上の改善を求めるべきについてですが、現状については、大分県北部保健所も把握しており、今後、指導をしていくとのことでございます。  三点目、産廃施設の受け入れを厳しくチェックする体制についてですが、現在、産業廃棄物処理施設の設置につきましては、県条例の事前協議制度に基づき手続が行われております。  しかしながら、現行の制度では、今回のように、事前着工と思われる工事が行われましても、制度上問題がないとされていることが一つの原因かと思われます。今後、このようなケースが起こらないように、未然に防止するため、制度の運用を改善していただくよう、県に引き続き要望してまいります。  三項目め、四日市火葬場跡地についてですが、平成二十二年度に四日市火葬場を解体したいと考えております。解体後の跡地利用につきましては、平成二十三年度に地元共同墓地の設置を計画しております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)次に、四項目めの学校図書の充実についてを、教育次長 豊岡正晴君。 ◯教育次長(豊岡正晴君)教育次長の豊岡です。  三番 今石議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、ことしは国際読書年、学校図書の充実・拡充についてですが、国は、平成十九年度から平成二十三年度までの五カ年間で総額一千億円の図書整備費を地方交付税で措置する新学校図書館整備五カ年計画をスタートしています。  学校図書費の拡充は、児童生徒の感性を磨き、表現力を高める上で欠くことのできない学校教育の重要な柱であると考えています。  また、読書習慣を身につけ、読解力を養う上で自主的な読書活動が行える環境を整えるため、学校図書の充実を図ることは、大変重要であると認識をしております。  教育委員会管理課としましては、学校建設等の課題があることから、図書費の増額はもちろんのことでありますが、優先度を考慮しながら、全体的な教育予算の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)最後に、五項目めの公契約適正化事業推進についてを総務部長 末弘計夫君。 ◯総務部長(末弘計夫君)総務部長の末弘です。  三番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  五項目めの公契約の条例化についてですが、国はILO労働条項に関する条約に批准をしていないために、公契約に関する法律の整備がまだできておりません。しかし、公契約は公平かつ適正な入札を通じて豊かな地域社会の実現と労働者の適正な労働条件が確保されることは、一つの自治体で解決できるものではなく、国が公契約に関する法律の整備の重要性を認識し、速やかに必要な措置を講ずることが不可欠であると思っております。  宇佐市においては、公契約の条例化はしておりませんが、公共工事においては、価格以外の評価項目を設定し、落札者を決定できる総合評価方式を導入しております。  また、下請け労働者を含む労働者の適正な労働条件及び適正な品質を確保する目的で、今年度最低制限価格の算出方法を改正し、引き上げを実施しています。  議員が指摘される公契約条例化については、他市の状況等を調査し、今後、研究してまいりたいと思います。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(浜永義機君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)三番 今石です。  順次再質問いたします。  一項目めの子育て支援について、児童館建設についてです。  これは繰り返し、合併の前からですね、宇佐市には一カ所もないということで、私は求めてまいりました。子育て支援の核としての児童館、子供が小学生でも中学生でも、親子の幼児でもですね、通える、安心して遊べる、日曜日でもあいている、土曜日でもあいている、そういう施設がね、宇佐にはないんですよね。それで、これを、保護者の声も何度も届けてまいりました。子供に安心して行っておいでって、遊ばせる場所がないっていうことも届けて、議会の中でも何度も届けてまいりました。  そして、先進地の高田や別府、別府では四カ所めの児童館ができたっていうことで、そういう進んだ取り組みも紹介をしてまいりました。宇佐の総合計画にも目標に上げてもらい、子育て支援、次世代育成行動計画の中にもうたわれております。しかし、この三月、この五カ年計画終わりますけれども、宇佐市は全く、何一つとして進んでないんですよね。  きょうの答弁でも、具体策はありませんが、利用可能な既存施設の活用について情報収集をしていきたい、こういう答弁なんですけれども、育ち行く子供たちのそういう環境について本気で考えているのかなと、改めてがっかりしているんですけど、このことについて、市長のですね、政治姿勢を問いたいと思います。前々回の議会で要求をして、別府の南部児童館に視察に行っていただいたということもお聞きしております。今、宇佐市、安心院にあるんですけれども、中心部にないというこの児童館、建設しなくていいんですかね。こういう、今、何の取り組みもしてない状況について、どう考えられているのか質問いたします。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)子育て支援課の松原でございます。  今石議員の再質問にお答えいたします。  前期計画において、児童館の建設はできませんでした。そのようなことから、後期計画において児童館の開設ということを目標にしてやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)いや、五年間ですね、私、毎年毎年繰り返して要求をしてまいりました。重要項目として取り組むっていうのをね、何度も聞いているんですよね。で、できなかったから後期にするって言われても、こういう説明市民にできませんよね。本当に、これは市長の姿勢を伺いたいんですよ。児童館を建設するお考えがあるのか。今、既存の施設を探すというふうに言っていますけれど、五年間探してなかったものが、今から探して見つかるんですかね。それを思えば、新たにつくるという方向も含めてですね、きちんと取り組むっていうことをうたうべきですけれど、後期計画の中では、既存の施設ですることみたいなうたい方をしていますけれども、本当にやる気があるのか、そこのところを市長の姿勢を問いたいと思います。答弁求めます。 ◯議長(浜永義機君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長(西 道範君)福祉保健部長の西でございます。  今石議員の再質問にお答えをいたします。  この児童館の建設につきましては、議員がおっしゃるように随分前から何度も質問されております。で、建設につきましては、私どもは、そこら辺はできないと、開設を既存の施設を利用して児童館の開設を探す、検討していきたいということで答弁をしてきたところでございます。  それを、私どもも現在の既存の施設、公共施設の中で児童館として使える施設がないかということで随分調査検討してきたんですけども、現時点では見つかってないと。だから、ことし是永市長が誕生してから、別府のほうにも視察に行っていただいて、児童館の必要性は十分市長も認識していただいたところでございます。  それで、先ほど松原課長が答えましたように、前期の計画では児童館の開設まで行き届きませんでしたので、今期、後期の計画で再度、計画に盛り込みまして、開設に向けて調査研究をしていきたいと。当然、いい施設が見つかれば、それに応じて、どういう形で開設するかということにまた踏み込んでいきたいと思っています。  以上であります。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)どうして既存の施設でなければいけないのかということを質問したいと思います。  市民の財産としては、財政調整基金というものが約二十七億円、福祉のまちづくり基金が七億六千万円、公共施設整備基金が十億円、また、使おうと思えば合併特例債だって、使えるお金があるわけですから、これは多くの子育てをする者の願いにこたえて、こういうものを利用してでもつくる、核としてのものですから、使うべきではないかというふうに思います。
     それと同時に、やる気があるんだったら、準備協議会などの立ち上げですね、これも要求してきましたが、これも全く立ち上げられていないようです。地域のお母さん方を含めて、やっぱり、先進地を見たりですね、やる気があるんだったら、きちんと計画を立てて具体化していくということがあってしかるべきだと思うんですけど、五年間全くないんですよね。  これ、すぐ立ち上げをするということを要望しますけれど、答弁を求めます。(「是永市政だから出てきたんだ」と呼ぶ者あり) ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  私たちは、児童館の開設について、決しておろそかにしているというふうには考えておりません。そのようなことから、今後、五カ年の間に何とか開設をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)質問していることに答えていただきたいんですけど、五カ年間できなかった反省を含め、反省があるのならば、すぐにでも協議会を立ち上げるべきではないかと質問しています。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  まず、最初に、対象施設でということで、その対象施設がある程度決まらないと、決まった後にというふうに、そういったものを考えていきたいと、そういうふうに思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)いや、それだからできなかったんだと思うんですよね。やっぱり、もっといろんな知恵を出し合って、どうやって建設するかという、その取り組みがないから進んでないんですから。やはり、協議会なり、どういう名称なのかわかりませんけれども、つくる気があるんでしたら、施設を探す段階からですね、どの地域にするかっていう協議も必要だと思うんですよね。そういうものを立ち上げるべきではないですか。答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)お答えをいたします。  既存施設の活用ということを今、大前提にしているわけでございますけども、そういった対象の施設が決まれば、いわゆる公有財産の利活用というふうなことになります。その際に、宇佐市公有財産検討委員会という中で審議するようになろうかと考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)何か、とても納得のできない答弁で、児童館建設に関して進めるという決意、市長はどうお考えなのか、私は市長に見解を伺いたいというふうに思います。答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)今石議員の御質問にお答えをいたします。  児童館建設の重要性は、私も十分認識をしております。したがって、また、昨年になりまして、児童館のですね、どういう考えの施設か、そしてその既存の、例えば放課後児童クラブ等の差異だとか、そして、全般的に宇佐市内の児童の今の状況等とですね、ちょっと、十分現状がまだ、十分わかりませんでしたので、別府も見させていただきました。  その結果、前期の計画中っちゅうのは、ちょっともうできなかったんですけど、後期の計画には入れておりますので、その中でですね、何とか実現に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)次の質問にまいります。  保育所施設に関してですね、市内に二十八園、かなり老朽化した施設もあります。保育環境の問題ですが、改修などの市としての計画について伺います。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)今石議員の再質問にお答えいたします。  保育施設、保育施設整備につきましては、老朽化とか、あるいは耐震化とか、耐震とかの改築等を対象とする補助事業の調査研究を進めていきたいと、そのように考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)現在、改修の要望は出ているんでしょうか。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  平成二十三年度に向けて、二十三年度中に認可保育園協議会という団体がありますけども、そういったところでまた要望なりを聞いていきたいと、そのように考えております。以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)二十三年度中ですか。今はまだ計画ができてないということですか。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  ちょっと言い方がまずかったと思います。  二十三年度に向けて、二十二年度中に、そういった関係機関と協議をしていきたいと、そのように考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)実は、私、十二月議会で、県にある安心こども基金を使って整備を進めるべきではないか、この基金、国が臨時特例基金ということで二十五億円、県に積み立てています。これ、二十一年度と二十二年度しか使えないという内容なんですね。これ、とても市にとっては有利な基金だということで、県下のうちで十市一町が使って保育園の整備に使うようになっています。  中津市では二十一年度、約二億円、二十二年度も一億三千万円を要求しているんですね。これで、宇佐市はゼロ円だったので聞いているんですけれども、この基金、どうして使わなかったのかということを質問します。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  安心こども基金につきましては、今、議員が言われたように、二十二年度で終了というふうなこと、私ども理解をしておるところでございます。  そういったことで、それで保育所の施設整備のそういった事業がないのかというふうなことで、若干今調査をしているとこなんでございますけども、それにかわるような、いわゆるハード事業、ハード交付金というふうな事業があるんじゃなかろうかというふうな認識をしておるところでございます。  今後は、そういった事業を活用しながら、関係者と協議をしてまいりたいと、そのように考えております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)いや、何か、あの、もうちょっと、その時期にきちんと対応する仕事をしていただかないと、二十一年、何で予算要求しなかったのかという質問だったんですけれども、この施設整備の予算要求も県に対してはしてないと。そして、さらに調べると、まあ、百%補助でできるという事業の内容もあったわけですね。この安心こども基金なんですけど、去年の八月ぐらいに、それぞれの自治体に、まあ、五百万ぐらいをめどにという話があっているようですが、これも宇佐市はゼロ円なんですね。  十四市を見てみますと、全く施設整備も、この子育て創生事業という名目なんですけど、これもしてない。十四市中十三市が要求をしているのに、百%補助事業ですらしてない。これは、理由は何でなんでしょうか。答弁求めます。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)今石議員の再質問にお答えいたします。  安心こども基金では、ソフト事業について、既に事業実施している事業については、対象外事業というふうなことになっており、必要と思える事業につきましては、今、宇佐市のほうでは実施をしていると、そのように認識をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)この事業のメニューはですね、大変広くて、市が提案して、いろんな支援ができるという内容なんですね。例えば、別府市では、若い保護者の携帯メールに情報発信できる。登録していれば、健診日とかですね、そういうものを立ち上げる費用にしたとか、中津市では、放課後児童クラブ頑張っているけど、指導員の研修が足りないので、単年度の予算だけれども、指導員の研修費に充てようと、こういうことに使われているわけですね。  こういう発想ができなかったのかと、大変残念なんですけれども、まあ、これ、二十二年度にしか使えない内容ですが、まだ予備費というのが一千万ぐらいあるみたいなのですので、やっぱりこれ、全額補助してできる、何かできるというものなので、何か使えないかって考えるのがやっぱり、行政の役割だと思うんですね。  これを求めて、次、無認可保育所の問題です。  答弁の中で、今までできていなかった職員の健康診断費の補助を行う新規事業を上程したということで、前向きな答弁で、きっと無認可保育所も喜んでいると思います。  この答弁の中にありましたけれども、約、無認可だと一人当たり二千三百円の補助と。認可保育園だと百一万六千円の補助だと。こんだけの支援の差があるのかと、本当に聞いて唖然とする感じなんですけれども、昨年、十月十九日にお出かけトークで無認可の声を市長が聞かれました。そして、保護者は強くですね、認可、無認可かかわらず、支援をしてほしいと、せめて、県に事業のあるにこにこ保育支援事業、保育料の補助をしてほしいと。これは、上限が三万五千円なんですけれども、これ、県が定めている制度ですので、してほしいと、繰り返しですね、訴えていましたけれども、市長は制度的に難しいということで、これ、進まないままとまっているんですね。  保護者は、市長のマニフェストに感銘してですね、宇佐市を変えたいと、しがらみのない公平な宇佐市にしたいという、そういう思いにとっても心を打たれて、市長ならわかってくれるんじゃないかということで、お出かけトークにお招きした、していただいたということなんですけれども。これ、今でも制度的に難しいという、私にはとても理解できない、県の制度なので、これ、市長のお考えはお変わりではないのか、質問をいたします。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)今石議員の再質問にお答えいたします。  まず、先ほどの経費の比較のことについてなんですけれども、それにつきまして、認可保育所と認可外保育施設の違いについて、説明をいたします。 ◯三番(今石靖代さん)質問の答弁をお願いします。聞いてることだけ答えていただきたい。にこにこ保育支援事業が、再度言います。にこにこ保育支援事業が制度的に難しいという理由は何なのかということ、考えはかわってないのかということを質問しております。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)失礼しました。  現在、今、市には保育に欠ける待機児童等がいないことから、認可外保育施設に入所している児童に対して、大分にこにこ保育支援事業の適用をすることは考えられないと、そのように思っております。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)いや、保育に欠ける児童がいないという、いないから実施しないという理由はおかしいと思うんですね。保育に欠ける児童がいない竹田や臼杵や佐伯市、三市が実施をしていますので、それはできない理由ではないと思います。  県は実施要綱や交付要綱も定めていまして、だれでも対象なのではなくて、保育に欠ける子供というのが条件なんですね。そのためのにこにこ保育支援事業ですので、実施はできると思うんですけれど、できないという理由を明確に答えてください。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再度申し上げますが、私どもは、本市に住む子供すべて同じというふうに考えておりますが、認可外保育施設に対して、保育に欠ける要件や、要件の調査や運営等に関して、市が関与できないような制度になっていることや、先ほど申しましたように、保育に欠ける待機児童がいないことなどが、そういったことが理由でございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)保育に欠けるかどうかは調査できないという理由は何ですか。  認可保育所では、資料を提出させて調査していますよね。認可外にも同じように、保育に欠けるかどうか調査をすればできると思うんですけれど、そうやってできるから、県の事業があるんだし、他市が実施をしているんですから、子供たちは同じだという、そういう立場ならばね、なおのこと、支援をするべきだと思うんですけど、もう一度答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松原哲男君)再質問にお答えいたします。  先ほど言った理由と同じでございます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)これは、お出かけトークで市長にも直接保護者の声を聞いていただきました。あのお出かけトーク以来、何も進まないわけですけれども、保護者は、何か一歩進める方向を探っていただけないかということで、市長にお願いをしているんだと思うんですよね。そういう意味で、県と協議をするなりですね、検討するという、そういう姿勢をお持ちでないのかということを、市長に見解を求めたいと思います。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)今石議員の御質問にお答えをいたします。  十二月議会でですね、今石議員の御質問にお答えをしたとおりなんですけども、このにこにこ保育をですね、認可外の保育園に適用してほしいということだったんですけれども、私も心情的には非常によく理解はできるんですけれども、いかんせん制度の壁があって、なかなか難しいという答弁をさせていただいたと思います。  まあ、先ほど来、子育て支援課長がですね、答弁しているとおりで、なかなか現時点では、国の制度改正等の状況変化がない限りはですね、難しいんではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)全く理解できないんですよ。制度の壁って言われますけれども、県がつくっている制度ですので、何が壁なのかと。無認可に対する支援は、いろんな自治体がいろんな方法でやっています。大分市や別府市は、それぞれまた独自の方法で支援をしているし、県にある制度で、どうして制度の壁があるのかということ、全く理解ができないんですが、また、これは引き続いて要求をしてまいりたいと思います。  次に、産廃施設の問題について質問をいたします。  先日も高橋議員から質問がありました。高家の住民にとっては、平穏な生活に突然降って沸いた、本当に大きな問題です。どうして中津の業者が宇佐の海岸に産廃処分場をつくらないといけないのか、周りは水田で、風評が下がって稲作が続けられるか不安だ、今はいい土地で造成すれば家も建つけど、今後は住むこともできず、利用価値はほぼなくなる、高家をこれ以上ごみの山にすることはできない、百害あって一利なし、これが大反対をしている地域住民の率直な気持ちだと思います。  地域に迷惑をかけることが大前提となる産廃施設ですので、業者の姿勢がまず問われます。宇佐市としても、県に対して二回目の意見を出していただいています。業者の改善計画に対するさらなる協議事項についてということで、見せていただくと、本当に詳細にですね、土木課、耕地課、林業水産課、建築住宅課、高速道路対策課など、細かく要望して、本当に、こんだけの専門的な見解があるなら、もっと地元の住民の方と協力していただきたいなというふうに思うんですけれども。一つ要望したいのがですね、こういう県に対する協議事項とか、県から来た通達とか、業者から来た意見書とかですね、そういうものは地元の住民の方に、来たらすぐですね、教えて、教えるとかですね、そうすれば、あっ、また、こんな問題が起こるかもしれない、住民の立場は立場があるんですけれども、そういう協議、連絡をしていただくということをできないのかということを質問いたします。
    ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)三番 今石議員にお答えいたします。  県から来ました文書、また、それから業者から出ました回答、それから、市から提出いたしました改善命令、改善命令というか、そういったことの早期地元に開示できないかということでありますが、情報公開条例の関係もございまして、そこの請求があれば、私のほうから随時出していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)はい。この協議事項について見せていただきましたが、私がちょっと意見をさせていただくと、アスベストの問題っていうのが出てないんですよね。やっぱり、家屋解体業者ですので、当然アスベストが入る危険性ってすごくあって、住民の方、これをとっても不安に思っているんですね。これはどの課になるのかなと思ったら、健康課とかになるのか、この安全性の確保ができているのかどうかとかいう内容ですね、一つは。  それと、雨水対策。業者は、屋根もない、シートで覆うようなそういう管理の方法を提案しているんですね。雨水によって地面にしみ込む、そういう排水ですね、これの不安ていうのがすごくあるんですよね。西風が強いとこなので、そういう管理の仕方では、もうとても不安だという声もありますので、こういうことも意見として上げてもらいたいというふうに要望します。  そして、本当にさまざまな業者の問題点というのが明らかになっているわけなんですけど、現状においても、申請を出している土地に建物を置いたり、壁をつくったり、計量機をつくったり、そういうことをしている。これはすぐに撤去を求めるべきだと考えますが、県のほうに、撤去をさせ、業者に対しても撤去をするように、県に対しても指導するようにということを求めるべきだと思うんですけれど、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)環境対策課長の後藤でございます。  お答えいたします。  現行の制度では、今回のように地元の方々の意向を無視したように、そういった事前着工と思われる工事が行われましても、この制度上に問題がないというのが一つの問題かというふうに思われます。  先ほどの当初の答弁もありましたように、今回のようなこういったケースを未然に防止するために、制度上の運用の改善をですね、していただくよう、引き続き、県のほうにまた、要望していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)同じ高家の海岸に、中間処理施設、同じ中間処理施設ですが、三洋建設という業者がですね、本当にずさんなごみの山をつくっています。県が指導しているという答弁ではありましたけれど、これを改善できないのが、県の実態なんですね。業者は、ここで創業を始める前に、横山で焼却施設を持つ中間処理をしていたんですね。ここもですね、片づけているかというと、放置したまま、焼却施設そのままあり、そして、ごみの山も幾らかは片づけたと言っていますけれど、依然として片づけられていません。写真がありますので、ぜひ市長にも見ていただきたいというふうに思います。  このずさんな管理ですね、市民の生活保全上、一つは横山のごみの山と施設の早急な撤去を県に強く要請すべきですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)お答えいたします。  市といたしましても、北部保健所のほうには、この件につきましては、連絡もしておりますし、保健所のほうも現状は十分認識して、業者には指導していくということでございます。  環境対策課といたしましても、今後、また、進展が見られないようであれば、市として環境保全上の見地から、県にそういった意見具申は行いたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)そういう施設が現状、操業していること自体がおかしいというふうに思うんですけれども、保管基準も違反していますよね。高家の三洋建設ですけれども、何年間もごみの山を放置したままです。処理する見通しもないものをそこにずっと置いているわけなんですね。これも基準違反であるにもかかわらず、県も指導がしきれない。市として強く、これも文書で要求すべきですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)先ほども申し上げましたが、そういった現状があるのも、十分私どもも認識しております。  先ほど申し上げたとおり、県のほうにもまた、そういったことについての早期解決に向け、努力をしてもらうようお願いいたしたいと思います。  いずれにいたしましても、産廃施設につきましては、所管が県でございますので、県からの強い指示をもって、撤去なりそういった方向に向けてお願いしてまいりたいというふうに、意見具申をしたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)宇佐市に許可権限も監督権限も何もないっていうことはあるんですけれども、やはり、生活保全上、そして環境の問題をいえば、本当に産業廃棄物の問題って深刻なんですね。  そういう中にあって、そういう施設がどこにあるのか、内容も把握していない。資料提供の中に、県が把握しているので把握してないというような回答だったので、あえて言うんですけれども、やはり、これはきちんと把握をして、やっぱり、安全な業務になっているのかっていうことはですね、住民の生活を守るという立場でしていく必要があると思うんですけれども、そういう把握ですね、そういうことについて、どうお考えか、答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)環境対策課長。 ◯環境対策課長(後藤春幸君)御承知のとおり、この産廃の所管は県であります。市といたしましては、県内のですね、産業廃棄物の業者の名簿につきましては、県のホームページから引っ張り出せばわかるんですが、業者の登録した住所とかが市外、または県外等で登録しておりまして、正確には実際把握をしておりません。  現在、うちとして、そういったホームページの中で、わかる限りでは、施設数については十七カ所というふうには把握をしております。  今後、議員御指摘の市内の産廃業者の実態につきましては、北部保健所に行きまして、実態がどうなっておるのか、調査をしてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)本当に、私もこの産廃の問題にかかわって、一たん許可をしてしまうと、産廃業者っていうのは本当にずさんな管理になってしまうんだなと。そして、県がそれを指導する力がですね、指導権ていうのがなかなか発揮されないんだなということを、とても強く思っています。  高家の住民の方々もやはり日ごろ高家のごみの山を目にして、その実態を知っているからこそ反対をしているんだと思うんですけれど、先日の対策委員会でも、今度ある説明会の打ち合わせだったんですけれども、七十人の方が集まって、県議や市会議員も五人参加をして、高家全体の署名も広げようと。これは、でも、高家だけの問題じゃないので、宇佐市全部の世論にしようと、一致団結してですね、頑張ろうというふうに、皆さん、まとまっております。  宇佐市としても、市長に反対の意見書を上げていただいて、さまざまな業者の問題点も研究をしていただいて、市民と一緒の立場で頑張っていただいていると思うんですけれども、さらに、市民と一緒にですね、県に交渉するなど、市長もぜひ参加してほしいというふうに要望するものですが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)今石議員の御質問にお答えいたします。  写真、ありがとうございました、どうも。写真、見させていただきました。かなりひどい状態だと認識をしております。  この産廃施設の問題につきましてはですね、県がもともとこの廃棄物の適正な処理に関する法律でですね、事業処理をする前段としてですね、条例で事前協議制というのを設けたんですよね。できるだけ事前協議を設けた趣旨は、やっぱり地元の理解と納得を得られるように、事前で十分協議をして、そして本来の、本体の法律の手続に入ろうという趣旨で条例ができまして、十七年十月には、さらに、より地元に即した形という形で改正もされて、今に至っているわけです。  その一連の手続、手続プロセスの中で、市としては先般反対の意見書を、生活環境保全上問題があるということで反対の意見書を出しておりますし、地元住民の方も反対の意見書を出しています。  先般三月一日にはですね、さらにその意見書に沿った協議がなされていないということで、さらに追加いたしました。先般出した文書はですね、実をいうと、この事前協議のフローには入っていない手続で、そういう面ではですね、フロー以外でもちゃんと反対の意思表示を明快にですね、うちとしては出しているし、こういう問題点がさらにあるよという形で言っているわけです。  私も先般県庁に行ったときには、部長と市民課、そして担当課長にはですね、地元の状況、そして、まだ問題がこういう点があるよって話はしておりますし、地元の当然理解と納得が得られるようにですね、県としても最大限努力していただきたいということで言っております。  議員、お尋ねのですね、一緒に交渉とかいうことになりますと、同じ行政機関ですので、その前にですね、十分連携する余地がありますので、私、また、保健所や本庁ともですね、より今後ともですね、連携を深めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)やはり、住民の同意なしにはですね、許可をしないということを、市長のほうからもですね、繰り返し求めていただきたいというふうに要望しまして、次の質問に移ります。  火葬場跡地利用についてですが、地元の要望どおりに二十三年度に着工するという回答をいただきましたので、再質問はありません。  四項目めの国民読書年について、国民読書年です。私が間違えております。衆議院や参議院の本会議でも二〇一〇年、この年をですね、政・官・民、協力のもと、国を挙げてあらゆる努力を重ねることをここに宣言するというふうに決議しているこの年です。  私も学校図書の充実について、繰り返し求めてまいりました。四年前でしたけれども、図書費が余りにも少ないという学校現場の声を届けて、国から示されている交付額はすべて図書費に充てるようにというふうに要求をしてまいりました。当時、四五・八%、中学校では四一・五%で、約六百万円ぐらいはほかに、学校関係だとは思うんですが、ほかに使っているので、これを図書費に回しなさいというふうに要求をしました。  改善をしていくという答弁だったと思いますが、今回、改めまして、小中学校の子供たちをめぐる図書環境の実態を調査いたしました。蔵書数は、標準冊数に対して、全体で九六%、小学校がですね、中学校が八一%でした。しかし、最低の数値が五二%と、中学校で五五%と、基準に対して半分ぐらいしかないという実態です。  予算の計算式を見ますと、標準冊数に達している学校ほど少ないんですけど、最低で小学校で一校に対して三万一千円、中学校で六万三千円という、こんだけで、本当に教育現場の本が買えるんだろうかというような額であります。  まだまだ、全然足りてないので、早急に改善すべきですが、いかがお考えでしょうか。答弁を求めます。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)管理課長の石田です。  三番 今石議員の再質問にお答えします。  議員のおっしゃることは十分認識しております。今後も予算の充実に最大の努力をしていきたいと考えています。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)それとですね、冊数があってそれでいいのかといいますと、そうではなくて、古い本ばかりだと、子供の魅力のある本は少ないというふうになるおそれがあります。  やっぱり、整理をしてですね、廃棄は廃棄をするという扱い、本は消耗品ですので、そういう整理がされているかどうかというものも見てみました。  四年間のみの資料だったんですが、廃棄がゼロの学校が、小学校で十校、中学校で二校、学校によっては、整理をすると、一年に一千冊とか、三千冊とか、廃棄をしている学校もありましたので、きっと、廃棄の整理をすると、かなりの本が廃棄をされるのではないかと思われますが、この廃棄の指導も当然行うべきと思いますが、いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  廃棄の指導についてですけども、一応、学校のほうに、廃棄をする本の調査はしております。細かい基準については設けておりませんので、その点については協議をしていきたいと考えます。管理課の中ですね。その辺はいま一度協議をしてみたいと思います。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)それと、もう一点ですね。義務教育でありながら、小学校で三校、年間一人当たり六百円が一校、千二百円が二校、保護者からの寄附をですね、図書に関して徴収をしています。  これは、保護者とも協議をしてなくして、きちんと図書予算として、必要な分は措置をすると、これが必要だと考えます。いかがですか。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  予算として計上するべきではないかということですけど、そう思いますけども、地元の学校の住民の皆様方も、そこの学校を卒業して、子供たちを育てる会とか、そういう会をつくっておりまして、その中で話をされて、寄附といいますか、学校のほうに提供したいということで話をしておりますので、それをお断りするわけにもいかないでしょうから、その辺は、予算は予算でちゃんと立てるべきものは、計上するべきものはして、地元でそういう協力に対しては受けざるを得ないのかなと考えます。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石靖代さん。 ◯三番(今石靖代さん)そういう卒業生の支援について、今回言っているわけではなくて、全校生に対して百円ずつとかいう徴収をしていますよね。それは、市内の学校で、ある学校とない学校があったりとかですね、おかしなことだと思いますので、その分はきちんと予算化して、寄附はなくすということを求めています。 ◯議長(浜永義機君)管理課長。 ◯管理課長(石田純治君)お答えします。  努力をしてまいります。  以上です。 ◯議長(浜永義機君)三番 今石さん、いいですか。  以上で、今石議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明十日、午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  大変お疲れでございました。              散会 午後四時四十六分 宇佐市議会...